どきどき。(N*O)
□腰痛注意報2
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side:O
ニノが腰を痛めたってマネージャーに聞いて。
居ても立っても居られず、マンションへ駆けつけた。
ニノが玄関まで出てこれないほど
症状がひどかったら困るなと思って・・・
鍵は持ってるから、ケータイにかけて
自分で鍵を開けて部屋に入った。
O:「だいじょぶかぁ?」
N:「おとなしく寝てれば治ります」
O:「ごはん食べた?」
N:「食べてないです。食欲ないんで・・・」
O:「それじゃ薬飲めないじゃん。何か食えよ」
N:「大野さんが食べさせてくれるなら、
なんだって喜んで食べますよ?」
ベッドに横になってるニノが言う。
すぐそういうこと言うんだから・・・(照)
でも、今日は照れてる場合じゃなくて。
ちゃんと食べさせて、薬飲ませなきゃ。
キッチンを借りて、食事の準備をする。
病気じゃないからお粥じゃなくてもいいよね?
冷蔵庫見たら、あんまり食材がなくて。
でもオムライスが作れそう。
ニノ、オムライス好きだし。
ちゃちゃっと作って、ベッドまで運ぶ。
ニノをベッドに座らせて、
ヘッドレストによりかからせる。
オムライスのお皿をスプーンを渡そうとしたら・・・
N:「食べさせてくれないんですか?」
・・・なんて甘えてきて。
調子悪いと甘えん坊になるんだよな、ニノ。
恥ずかしいけど、照れるけど、
ニノの口にスプーンを運んで、どうにか食べさせた。
食事が終わって、訊いた。
O:「他になにか欲しいものとか
やってほしいこととかある?」
そしたら。
N:「えっっちしたいです」
とんでもないこと言い出した///
O:「なんで突然、そんな・・・」
N:「さっきまで泥のように寝てたし、
食欲も満たされて。あと残る欲求は
それしかないでしょう??」
・・・・・・。
O:「でも腰痛いんじゃ無理だろ」
N:「大野さんが協力してくれればできますよ」
O:「協力ってなんだよ。ダメだよ、そんなの・・・」
N:「ダメなんですか・・・」
ちょっと口を尖らせてニノが言う。
ズルイんだよなぁ。
そんな可愛いとこ見せられたら
言うこと聞くしかなくなっちゃうじゃん。
O:「・・・協力って・・何すればいいの?」
N:「大野さんは何すればいいと思います?」
え・・・
質問に質問で返された・・・
協力って・・・どうすればいい?
とりあえず思いつくのは一つだけ。
俺はニノのパジャマの下と下着を
腰が痛まないようにそっと脱がせた。
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