もにょもにょ。(O*N)

□クロネコ。
1ページ/3ページ

side:O






目の前にいるのは・・・

猫・・・の恰好をした、ニノ。

ご丁寧に、シッポまである・・クロネコ。

呼吸がちょっと荒い。顔も赤い。


友達と忘年会をして、

ご機嫌に酔った状態で、俺の家に来た。






N:「大野さんもぉ、ネコ萌え?」



・・・はい?




N:「大野さんもネコ耳に萌える人なの?って
   聞いてんだよぉーだっ!!」


O:「ネコ耳萌えじゃない」



俺が言うと、ちょっと不機嫌になって

くちびるをとがらせる・・・。



N:「せぇーっかくネコで帰ってきたのにぃ!!
   このままタクシー乗ったんだよー?」


O:「ん。ネコ耳に特別な感情はないけど・・・」



とがらせたくちびるを無理矢理奪って。

それから



O:「ネコみたいなお前は、たまらなく可愛いと思うよ?」



耳元で囁く。




N:「ぁん///」



耳が弱いのは、相変わらずで。


感じるのか、甘い声を漏らす。




O:「ほら、掴まって。
   風呂いれてやる」



抱きかかえると、素直に掴まってきた。











N:「あわあわー♪」


全身泡まみれで上機嫌なニノ。

・・・可愛い。


シャンプーをして、

トリートメントもしっかりして。

今、甘い香りのボディソープで身体を洗ってる。


手のひらに泡を集めて、

それをフーッと吹いて飛ばす。


飛んだ泡が俺の頬についた。




O:「こら。おとなしくしてろ」


N:「大野さんもあわあわしようよ」


O:「俺はいいよ」



子供みたいに無邪気にはしゃいでる。


けど・・・



スポンジで撫でる肌は淡いピンクで。

太腿の付け根から、さらに内側に手を滑らせると。

しっかり勃ってる、ニノの・・・アレ。



そっと握る。



N:「いゃん///」



俺の手をそっと払って。



N:「のぼせちゃうから。お風呂出るまで待って?」



上目遣いでお願いしてくる。



・・・可愛い・・・。




O:「じゃ、もう流すぞ」


N:「はぁーい」



全身の泡をシャワーで流し、

立ち上がらせて、バスタオルで拭く。




されるがまま、おとなしくしてる、

その手をひいて、寝室に入る・・・








次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ