もにょもにょ。(O*N)
□クロネコ。
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side:O
目の前にいるのは・・・
猫・・・の恰好をした、ニノ。
ご丁寧に、シッポまである・・クロネコ。
呼吸がちょっと荒い。顔も赤い。
友達と忘年会をして、
ご機嫌に酔った状態で、俺の家に来た。
N:「大野さんもぉ、ネコ萌え?」
・・・はい?
N:「大野さんもネコ耳に萌える人なの?って
聞いてんだよぉーだっ!!」
O:「ネコ耳萌えじゃない」
俺が言うと、ちょっと不機嫌になって
くちびるをとがらせる・・・。
N:「せぇーっかくネコで帰ってきたのにぃ!!
このままタクシー乗ったんだよー?」
O:「ん。ネコ耳に特別な感情はないけど・・・」
とがらせたくちびるを無理矢理奪って。
それから
O:「ネコみたいなお前は、たまらなく可愛いと思うよ?」
耳元で囁く。
N:「ぁん///」
耳が弱いのは、相変わらずで。
感じるのか、甘い声を漏らす。
O:「ほら、掴まって。
風呂いれてやる」
抱きかかえると、素直に掴まってきた。
N:「あわあわー♪」
全身泡まみれで上機嫌なニノ。
・・・可愛い。
シャンプーをして、
トリートメントもしっかりして。
今、甘い香りのボディソープで身体を洗ってる。
手のひらに泡を集めて、
それをフーッと吹いて飛ばす。
飛んだ泡が俺の頬についた。
O:「こら。おとなしくしてろ」
N:「大野さんもあわあわしようよ」
O:「俺はいいよ」
子供みたいに無邪気にはしゃいでる。
けど・・・
スポンジで撫でる肌は淡いピンクで。
太腿の付け根から、さらに内側に手を滑らせると。
しっかり勃ってる、ニノの・・・アレ。
そっと握る。
N:「いゃん///」
俺の手をそっと払って。
N:「のぼせちゃうから。お風呂出るまで待って?」
上目遣いでお願いしてくる。
・・・可愛い・・・。
O:「じゃ、もう流すぞ」
N:「はぁーい」
全身の泡をシャワーで流し、
立ち上がらせて、バスタオルで拭く。
されるがまま、おとなしくしてる、
その手をひいて、寝室に入る・・・
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