もにょもにょ。(O*N)
□甘えていいよ。
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キムラ緑子さんがしやがれのゲストだった日に
書いたお話です。
UPが遅くなりまして・・・申し訳ないです・・・・
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「一人で飲みに行く」って言った大野さんを
捕まえて、一緒に帰る。
まぁ・・・一人で・・・っていうのは
カメラの前での冗談だと思うけど。
いくら演技とはいえ、
いびられ・・・罵倒され続けて
ちょっと凹んじゃったっぽい大野さんに
ごはん作ってあげようかな・・・とか。ね。
少しでも癒してあげられたらな・・・って思ったんだ。
帰りの車の中で。
N:「今日はいっぱいいびられて。どうでした?」
O:「どうもこうもないよ。なんで俺だけAD役なの?」
N:「緑子さんのご指名だから・・・仕方ないでしょ」
そんな事を話してた。
N:「そういえば死神くんでも罵られてますよね」
O:「あれはいいんだよ」
N:「可愛いから?」
O:「そういうんじゃなくて・・・さ」
・・・そっか。
美玲ちゃんに罵られるのは、いいんだ?
ちょっと・・・変な気分。
俺はあのドラマ観て
「俺の大野さんになにすんの!」って
・・・思っちゃったんだけどな・・・。
大野さんの住むマンションに着く。
降ろしたらすぐ帰ろうと思ってたんだけど
大野さんが「寄ってけよ」って言ってくれたので。
お邪魔することにした。
とりあえず。
時間は遅いけど、軽く夜食でもと思って
キッチンに立つ。
大野さんも料理が出来ないわけじゃない。
器用な人だから、出来るんだけど、
俺がいると、完全に俺に任せっきりになる。
・・・そういうところ、嬉しい///
消化のいいもの・・・うどんにした。
どこから仕入れたのか、ちゃんとダシを取るための
材料もそろってるから。
ちゃんとキレイな汁を作って、
リビングで雑誌を読んでる大野さんの前に置く。
O:「お、うまそう」
ちゃんとふたりで、いただきますを言って、
食べ始める。
食べ終わって、また雑誌を読み始めた大野さん。
俺は黙って食器を片づけて、
風呂の準備をする。
〜♪ 〜♪ 〜♪
風呂が沸いた、音楽が流れた。
そこで初めて、食器が片付いてることに
気付いた大野さん。
O:「ごめん、片付けさせちゃって・・・」
N:「いいんです、気にしないで」
O:「風呂の準備もしてもらって」
N:「ん。そういうのは手が空いてる人が
やればいいだけの話だから」
俺に近づいてきて、俺の腰に手を回す。
O:「ごめん・・・」
N:「いいんですって」
O:「なんでも任せっきりだ。ごめん」
N:「いいから、お風呂入ってきたら?」
背中をそっと押して、風呂場に行くのを促す。
黙って風呂場に入っていった大野さんを見届けて
俺は帰る準備を始める。
大野さんが風呂から出たら、帰ろうと思って。
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