DreamU

□大好きなあなたに・・・
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憂夜さんが好き。

そのことに、いつ気づいたんだろう。

憂夜さんに、恋をしてから、気づけば憂夜さん、ばっかり目でおってる。

「おい、店長。おい、おばさん、大丈夫か。」
「あっ、ジョン太。大丈夫、大丈夫。」

ジョン太に、身体を揺すられ、ハッとする。

「本当か、おばさん、年だから・・・。」
「年だからね・・・って、違うわよ。あんた、さっさと仕事に戻る。」
「はいはい。」

仕事に戻るジョン太。
はぁ、いけないいけない。

編み物に集中しなきゃ。

クリスマスに間に合わせなきゃ。

憂夜さん、受け取ってくれるかな。

憂夜さん、憂夜さん・・・。

大好きな憂夜さんのために、愛をこめて、気持ちをこめて作るから、受け取ってね。

憂夜さん、大好き。

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