DreamW
□きもちつないで
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サトシ、君は今、カロス地方で誰かと旅をしてるのかな?!
君に、サトシに会いたくて仕方ない。
でも、今は、君に会えない。
カントー地方のとある町のポケモンセンターの部屋、バルコニーから、星空を、一番仲良しのヤナップと見上げる。
「ヤナップ、綺麗だね。」
「ナァプ。」
サトシも、この景色をみてるのかな。
ピカチュウや他の誰かと一緒に。
目と閉じて、 君を想った。
今は 、遠くにいるけど、輝いた
日々、 胸に刻んで 、会えない時の優しいメロディー。
サトシ、君に会いたくて仕方ないんだ。
君とのたくさんの思い出を思い出す度に、会いたくて、触れたくって仕方ない。
これ程、 愛があふれて仕方ない。
こんなに、こんなにも、俺の中にサトシはいるんだね。
別れて初めて、気づいた。
「ヤナップ、もう寝ようか。」
「ナァプ。」
ヤナップを抱き締め、部屋に入り、戸締まりをして、ベッドで寝る。
サトシが恋しくて仕方ない。
この思いを君に届けたい 。
遥かなる道の先に、君が笑っているようで 、手を伸ばしてみる。
「少し痛みが、消えるかな。」
なんて つぶやいてみる。
消えるわけないか。
一人でなにやってるのかな。
もう一度、目を閉じる。
ねぇ、サトシ。
会いたくて、君が恋しくて仕方ないよ。
「デント。」
「サトシ・・・。」
会いたくて仕方なかった、サトシが傍にいる、嬉しくて、心が満ちてゆく 。
「デント、お腹すいた。」
サトシの甘い声、愛しい笑顔 。
サトシが愛しくて、強く抱きしめる。
「デント、どうしたんだよ。」
サトシ、君は、なんでこんなに暖かいんだろう。
「ナァプ、ナァプ。」
ヤナップに揺すられ目を覚ますと、サトシがいなかった。
夢だったんだ。
サトシ、君には当分会えないんだね。
「ナァプ・・・。」
落ち込んでる僕をみて、落ち込むヤナップを抱きしめる。
「ヤナップ、大丈夫。」
ねぇ、サトシ。
Missing you 、気持ちつないで、
Missing you、届けたいこの想いを。
ねぇ、サトシ。
今度会うときは、互いに夢が叶って笑いあえてるといいな。