Dream\
□*プロローグ*
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昨日、私は、14歳歳上のイケメンで、有名声優である福山潤さんと結婚した。
んふふ、皆に、祝福されて幸せな結婚式だったな。
結婚式のことを、思い出して、ついつい、にやついてしまう。
「 舞 。」
後ろから、そっと、抱きしめられる。
「なに、バカみたいににやにやしてるんだよ。あっ、もしかして、いやらしいこと、考えてた?!」
「なっ・・・考えてません。」
「嘘つき、顔、真っ赤。」
そういって、私の頬っぺたを軽く引っ張る潤さん。
「いひゃ・・・い。」
むぎゅうっ。
「やわらけぇ。」
「いひゃぃって・・・。」
「しゃないから、やめてあげる。 舞・・・。 」
「愛しあおうか。」
なんて、いい声で、耳打ちされ、思わず、うなづいてしまう。
本当、いい声で囁くなんてずるいよ。
「いこうか、奥さん。」
軽々と、私を、姫抱きして、寝室に向かう潤さん。
それだけで、高鳴る鼓動。
この先、こんなに、ドキドキが続いたら、私・・・。
真っ赤になった顔を隠すように、潤さんにしがみついた。