Dream\
□*初デートと初キッス*
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あれから、ずっと、考えて決めた。
私は、彼、卓夢さんと付き合うことにする。
その方が、いいのかも知れないから。
最後に、はけとデートしたい。
彼と付き合い始めたら、もう、出来なくなるから。
はけ、受け入れてくれるのかな?!
そもそも、私が出した答えはあってるの?!
ううん、あってなくてもいい、ただ、ひたすらに、前に進むだけ。
もう、迷わない。
「はけ、話があるの。」
「なんでしょうか。」
私の前に姿を現すはけ。
「私と、一日デートしてください。」
「・・・ですが、 舞さま・・・。 」
この手だけは、使いたくなかったけど、仕方ない。
「はけ、これは、命令です。」「・・・かしこまりました。。」
いつもと変わらぬ笑みをみせるはけ。
「デートは、明日にするわ。」
「かしこまりました。」
はけが去った後、縁側に座り、空を見上げる。
明日って、急過ぎたかな・・・。
ええい、悩んでたらダメよね。
明日にむけて、準備しなきゃね。
だって、明日は、はけとの最初で最後のデートなのだから。