Dream[
□*childoradult*
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可愛い息子の光が生まれて半年。
毎日が大変だった。
卓也が舞台に行ってる間、朝から、泣いていた光を、なんとか、寝かしつけ、ソファーに横になる。
やっと、眠れると思った瞬間、チャイムがなる。
誰よ、いいところなのに。
インターフォンをみると、亮太だった。
玄関に行き、ドアを開けると、リュックを背負った亮太がいた。
「 舞、遅い。 」
「ごめんねって、遅いじゃないわよ。来るなら、前もって言ってよ。」
「お邪魔します、光は?」
「亮太、しーぃ。やっと寝たのに・・・。」
「えっ・・・つまらない。」
リビングのソファーに座り、ゲームを始める亮太。
「亮太、ママに言って来たの?」
「ううん。」
「ダメじゃない。もう・・・。」
「 舞、ゲームしょうよ。 」
「えっ・・・、亮太、眠いんだけどな。」
「・・・ゲームしょうよ。お願い。」
そんな、うるうるな目で見ないでよ。
「分かりました。」
とりあえず、今は、亮太に付き合って、落ち着いたら、亮太ママに連絡しないと。
寝室から、3DS を持ってきて、亮太とゲームを始めた。