Dream]

□眠れない夜・・・
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眠れない・・・。

眠れなくなったらメールしますなんて、鈴村さんに、番組の時にいったけど・・・。

鈴村さん、起きてるかな?

何分も時間をかけて、

眠れない

と一言だけを送信する。

何分もかかるなんて、俺、おかしいのかな・・・。


何分待っても、鈴村さんからの返事はなくて・・・。

やっぱり、眠れないないな。

眠れなくなったら、番組に呼ぶとか言ってたな。


鈴村さん・・・、鈴村さん・・・。

ああもう、余計眠れないっうの。


ガチャ。

へ?

俺、鍵閉めたよな?!

・・・足音が近づいてくるし、怖っ。


ガチャ。

部屋のドアが開き、思わず目を閉じる。

「・・・潤。」

聞き覚えのある、優しい声。

目を開けると、鈴村さんが、目の前にいた。

「え、なんで、鈴村さん・・・。」
「潤が、眠れないってメールをくれたからさ。」

鈴村さん・・・、格好よすぎだよ。

「・・・ありがとうございます。」
「潤。」

鈴村さんに抱きしめられる。

「・・・鈴村さん・・・。」
「今日は、このまま寝ようか。」

いい声で言うのは、反則だって。

「・・・はい。」
「潤、顔真っ赤。」
「・・・おやすみなさい。」

ベッドに横になると、鈴村さんに抱き寄せられ、腕の中。

鈴村さんの温もりを感じながら、目を閉じた。

暖かくて、ぐっすり眠れそう。

鈴村さん、ありがとうございます。

鈴村さん、大好きです。

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