DreamX

□嫁話
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「二宮くん、あの・・。」
「ん?ごめんな。また、明日。」
「はい、お疲れさまです。」

撮影が終わり、楽屋で帰り支度をしてると、同じ事務所の後輩に話かけられるが、今日は、桜田くんと食事にいくのを思いだし、同じ楽屋にいる桜田くんのところへ。

桜田くんとは、今、撮影しているドラマで出会い、初めてドラマの打合せの飲み会で、世間話になり、桜田くんから話かけられ、互いに同棲してる恋人(旦那)がいるってことから、仲良くなり、今じゃ、互いに恋人の話や愚痴ったりしている。


「桜田くん、行こうか。」
「はい。」


桜田くんと楽屋をでて、居酒屋へ向かう。


「二宮さん、聞いてください。家の卓也がさ、最近、舞台稽古で忙しいの分かってるけど、かまってくれないし、昨日なんて、舞台に一緒に出てる黒執事のメンバーと、デートに行ってて・・・、本当、俺、怒りそう。」
「植原くん、オカマ役上手いしね。桜田くんの気持ち分かる、分かる。うちの相葉さんなんか、翔さんに言い寄られてるのに、にこにこ笑顔振り撒いてさ。」
「なにそれ、分かる分かる。卓也も、笑顔振り撒いてて、無防備な旦那をもつと大変だよね。」
「本当ですね、桜田くん、今日は、たくさん、バカで無防備な旦那のこと、愚痴りましょう。」
「はい。」




二宮さんと酒を乾杯する。

二宮さんと話してると、気が楽になる。

今日は、たくさん互いに、愚痴り合おうっと。

こうして、俺と二宮さんは、夜中まで飲み明かしました。




‐おまけ‐
「(くしゃみ)・・・。」
「たっくん、大丈夫?」
「・・・壮ちゃん大丈夫や。(くしゃみ。)だれか、噂してるのかな・・・。」




「(くしゃみ)・・・。」
「雅紀、大丈夫かぁ。」
「大丈夫大丈夫、翔ちゃん、心配してくれてありがと。(くしゃみ)誰か、噂してるのかな。」



くしゃみが止まらない、旦那さまたちなのでした。

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