テニスの王子様
□My world is broken.
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こちらには、日本語訳の文章を載せます(*・ω・)ノ
世界で一番愛してる。
世界で一番殺したい。
そう言うと君は笑った。
「私もあなたを殺したいです。好きだから」
薄く笑った柳生は、かっこよかった。
柳生は、俺の肩を抱き、キスをしてきた。
激しいキスの雨が降り注がれる。
俺は快楽に身を悶えさせた。
すると、突然柳生が俺の首を絞めた。
呼吸が出来なくて勝手に涙が溢れる。
「苦しいですか?仁王くん。愛してますよ。」
言葉とは裏腹に手の力を強める柳生。
そのことが何よりも嬉しかった。
「柳生、好きぜよ」
「…知ってますよ」
「俺ね、もっと柳生に酷くされたいんじゃ」
「…仕方の無い人だ」
痛くされるのが好きなの。
柳生に、痛くされるのが好きなの。
柳生になら、何されてもいい。
だから、柳生に殺して欲しい。
柳生なら、優しく殺してくれるじゃろう?
あぁ、でも酷く殺されてもいい。
その方が柳生も、楽しいじゃろう?
「…仁王くん。私のこと何だと思ってるんですか。」
意識を失った仁王くんの頭を撫でる。
誰が、好きで仁王くんを苦しい思いにさせたいと思いますか?
なのにあなたは。
自分の欲望のために私を利用する。
本当に、どうしようも無い人だ。