ONE PICE
□航海士の反乱!ゆずれない夢の為に!
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ルフィ達一行は穏やかな海を航海していた。
甲板ではナミが順調な航海に微笑んでいる。
ゾ「1678、1679、1680…」
ゾロがマストの上で、腕一本で倒立で腕立てをしていた。
ゾ「1681、1682…」
『線路は続くよどこまでも〜♪』
ゾ「1683…」
『今夜は蒸籠料理が食べたいな〜♪』
ゾ「1684…」
『八丁味噌っ!!!』
ゾ「16…はっちょう…んぁ?ん?…コラっ!アリア!さっきから紛らわしい事ばっか言って邪魔すんじゃねぇっ!」
『ふっふっふ…こんな茶々で気持ちが乱れるなんて集中できてない証拠ですな。』
ゾ「おまえな〜…」
『だぁってゾロが相手してくんないからつまんないんだもん』
ゾ「さっきまでのんびり昼寝してたろ〜が」
『でも今は暇なの!』
ゾ「はぁ〜…やれやれっと」
ゾロは大きなため息と共にシュタッとアリアの元へ降り立ってくる。
ゾ「…世話が焼ける奴だな。で、何してほしいんだ?」
『え〜っと…それは考えてなかった』
ゾ「ったく…ほら、こっち来い。刀の手入れの仕方を教えてやる」
『は〜い!』
一方ルフィ、チョッパー、ウソップは釣りを楽しんでいた。
ロビンは甲板でのんびり読書だ。
チョッパーの浮が沈む。
チ「きたぁっ!」
そう言って釣り上げたのはおいしそうな魚だ。
チ「ほらぁ!」
チョッパーが自慢げにルフィに見せる。
ル「すっげぇな!」
ウ「んあぁ!こっちもきたぁっ!…でかいぞぉ、ひょっとしてこの辺の主かもしれねぇっ」
チ「本当か?!」
ル「すっげぇっ!」
ウ「うぬぬぬぬっ・・・・やったぁっ!!」
ル・チ「おぉぉぉぉっ!!!」
ウソップのその手に持つ魚は手のひらサイズの小さな魚だった。
チ「…主?」
ル「それ食うとこねぇぞ」
ウ「だぁ〜っ!うるせぇっ!まだ一匹も釣れてないのに四の五の言うな〜っ!」
ル「よっし、見てろ〜!でっかいの釣るぞ〜っ!」
再びルフィが釣り糸を海へたらす。
ウ「釣れんのか?」
ル「ま、なんとかなるだろ?」