夢色*長
□桜色の勿忘草A
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学校に着くなり、三四は教室へ入り自分の席へ座る
三四の席は窓側で、桜がキレイに見える位置だった
「…あれ?三四じゃん?」
「ゲッ…。もしかして隣?」
「あぁ、そうだけど」
三四の隣に座って来たのは、幼馴染みの美月真夜
二人は昔から喧嘩ばかりしていた
「やめてくんない?アタシの隣に来ないでよ」
「そりゃ、こっちの台詞だ」
いつものように口喧嘩を始める
すると、一人の少年が真夜に近づいて来た
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