夢色

□バレンタイン2
2ページ/2ページ




午後になり、三四が非番らしく万事屋に遊びに来た


「ねぇ、知ってる?」

「あ?」

「バレンタインって三日あるんだよ」

「ふ〜ん」


三四の話からすると

14日は友達や家族にあげる
15日は嫌いな人にあげる
16日は……


「16日は結婚したい人にあげるんだって」

「……は?なんだって?」

「だから、結婚したい人にあげるんだって」

「………」


銀時は今朝のことを思い出した


「………」


机の上に置いてあるチョコを見る


「っ///」

「?」


銀時は俯いた

そんな銀時の頬は赤く染まっていた


「……ごちそうさまでした」


三四はソファから立ち上がり、外へ向かった


「まぁ、良かったんじゃないの?」


そう笑顔で言い残し、万事屋を出ていった



.
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ