夢色
□バレンタイン
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「銀、いるか?」
二人が話していれば、万事屋に誰かがやって来た
「ゲッ……美月じゃねーかよ…」
「どうすんの?」
「隠れる」
銀時が隠れると同時に客間に入ってくる訪れ人
彼は三四の許婚であり、銀時のストーカーである美月真夜
「あれ?銀は?」
「ん?あっち」
三四は銀時の隠れた方を指差した
「銀、逃げんなよ」
「うわぁぁぁぁぁぁあ!!!近づくなぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」
真夜は銀時に抱き付く
「三四!!裏切り者!!」
「え?何だって?」
「あ……いや…。何でもないです」
三四は黒い笑みを浮かべた
「アタシ、そろそろ帰るね」
「ちょっ!?俺を一人にするのか!?」
「三四、空気読めるじゃねーか」
「そりゃ、どうも」
そのまま三四は万事屋を後にした
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