夢色

□soundless voice
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「………」



ただ真夜は銀時を抱き締める



銀時は冷たくなっていた



全ての苦しみから解放されたかのように、安らかに眠る



「……苦しいって言ってくれよ…、寂しいって言ってくれよ……」


銀時を抱き締める腕に力を入れる


「どんなとこにだって迎えに行くからよ……」



しかし、もう彼は届かぬ場所へと旅立った



「逝くなよ……俺を置いてくなよ…」
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