06/05の日記

23:36
夜は短し歩けよ乙女 / 森見登美彦
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「黒髪の乙女」にひそかに
思いを寄せる「先輩」は

夜の先斗町に
下鴨神社の古本屋に
大学の学園祭に

彼女の姿を追い求めた

けれど、先輩の思いに
気がつかない彼女は
頻繁する「偶然の出会い」にも
奇遇ですね、というばかり。


そんな二人を待ち受けるのは
個性溢れる曲者たちと
珍事件の数々だった


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ミステリー?サスペンス?
学園もの?

いや、恋愛
恋愛ファンタジーだ。


黒髪の乙女を追いかけ
どこまでもゆく先輩。

追いかけている先輩も
白々しく
偶然を装い彼女に近づく

彼女が鈍いのか
状況がそうさせるのか
彼女にその想いは届かない

奇遇ですねぇ!


イチ先輩としか
思っていないことが
この文面でははっきりととれた。


しかし

いろんな事件にかかわるにつれて
彼女のこころにも
変化が見える。



訪れる事件も不思議なものばかり。


酒飲み比べに
我慢大会
本の争奪戦に
おいかけっこ
そして病魔


面白おかしい
キュートでポップな
片思いラブストーリー

見ているこちらが
じれったくなる。



最後はハッピーエンドです←



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主の率直な感想は
難しいでした。


内容はすごく面白くて
ふたりのやりとりが
すごくじれったい。

感情移入して読めるんです。

ですが、主には文面とか
言い回しとか
理解するまで時間がかかったので
ちょっと難しかったです。


3度読み返しても
たぶん見落としとか
あるのでしょうね・・・。


森見さんの作品は
読解力の乏しい主には
大人な本でした。


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