06/05の日記
23:36
夜は短し歩けよ乙女 / 森見登美彦
---------------
*************
「黒髪の乙女」にひそかに
思いを寄せる「先輩」は
夜の先斗町に
下鴨神社の古本屋に
大学の学園祭に
彼女の姿を追い求めた
けれど、先輩の思いに
気がつかない彼女は
頻繁する「偶然の出会い」にも
奇遇ですね、というばかり。
そんな二人を待ち受けるのは
個性溢れる曲者たちと
珍事件の数々だった
*************
ミステリー?サスペンス?
学園もの?
いや、恋愛
恋愛ファンタジーだ。
黒髪の乙女を追いかけ
どこまでもゆく先輩。
追いかけている先輩も
白々しく
偶然を装い彼女に近づく
彼女が鈍いのか
状況がそうさせるのか
彼女にその想いは届かない
奇遇ですねぇ!
イチ先輩としか
思っていないことが
この文面でははっきりととれた。
しかし
いろんな事件にかかわるにつれて
彼女のこころにも
変化が見える。
訪れる事件も不思議なものばかり。
酒飲み比べに
我慢大会
本の争奪戦に
おいかけっこ
そして病魔
面白おかしい
キュートでポップな
片思いラブストーリー
見ているこちらが
じれったくなる。
最後はハッピーエンドです←
*************
主の率直な感想は
難しいでした。
内容はすごく面白くて
ふたりのやりとりが
すごくじれったい。
感情移入して読めるんです。
ですが、主には文面とか
言い回しとか
理解するまで時間がかかったので
ちょっと難しかったです。
3度読み返しても
たぶん見落としとか
あるのでしょうね・・・。
森見さんの作品は
読解力の乏しい主には
大人な本でした。
*************
前へ|次へ
□ コメントを書く
□ 日記を書き直す
□ この日記を削除
[戻る]