05/29の日記

09:20
GOTH / 乙一
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この世には殺す人間と
殺される人間がいる。
自分は前者だ―

そう自覚する少年、「僕」。

殺人鬼の足跡を辿り
その心に想像を巡らせる
「GOTH」の本性を隠し
教室に潜んでいた「僕」だったが


あるとき級友の
森野夜に見抜かれる

「その笑顔の作り方を
私にも教えてくれない?」
という言葉で。

人形のような夜の貌と
傷跡の刻まれた手首が
「僕」の中の何かを呼び覚ます。


彼女の秘密に忍び寄った彼が
目撃するのは…。

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友人に薦められて
読み始めた作品。



僕の章&夜の章


どちらも短編構成。

一冊でも
すごく楽しめる内容だ。



主人公:僕
視点で描かれているのが
僕の章。


死と見つめあうことで
人の心や感情
思いが強くなる



それは殺人も
自殺も事故も同じ。



ぼく目線
そうかかれているが
読み続けないと
最後まで何があるか
わからない。



それは
夜の章も同じ。


夜の過去
僕を取り巻く環境


人間の残酷な面を
覗きたがる
悪趣味な若者たち―“GOTH”




描写がリアルで
こういったものが苦手な方は
やめた方が
いいと思う。



それでも
一度読み始めたら
止まらなくなるほど

この世界観に
どっぷりはまるだろう




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夜に興味を抱く僕が
すごく面白い。


二人だけが知る秘密
孤立した存在


ホラーだけど
ミステリー
恋愛
友情
そんな要素も
含まれている



そんな作品ですね




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