□虹色の彼方  Y
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合宿2日目にして、今日は雨の為コートは使えず…。

仕方がないので、皆で夏休みの宿題をやる事とあいなり申した!











「あーつまんねぇえええええ!!!!クソクソ何で雨なんだよ〜!しかも何で宿題やんなきゃなんねーんだよ!」


「本当だC〜こういう日は、寝ていたいC〜」


「ジロー。お前は、いつでも寝てんだろうが…アーン?」


「お前らうっさいわ;少しは、静かにできんのかいな!」


「そういう忍足さんもうるさいですね…俺、席変えるかな」


「ひ…日吉、よしなよ;皆さん真剣にやりましょう!!!」


「あーぁ…どいつもこいつも激ダサ」


「ふふっやるねー…でも、少し静かにしてくれないかな」










氷帝軍………宿題そっちのけで騒いでおられます…樺地のみが頑張ってやっておりました。その頃比嘉中はといいますと?











「永四郎?ここわからないんだけど教えるさー」


「平古場くん。何で少し命令形なんです?教える気にならないでしょう。」


「あーもー!2人ともやめるさー!」











こちらも、やってると見せかけて、騒いでおります。そんなことはそっちのけで、黙々と宿題をしていらっしゃるのが、知念と田仁志でございます。一方、瑠々はと言いますと。皆を見て和んでおられます。(瑠々の宿題?それはもうとっくに終わらせてあります。)










「あーなんて賑やかなんだ!騒がしいというか、ほのぼのと言うか♪あっそーだ!皆頑張れー!カキ氷作るから、頑張った人だけに、あげるねぇー♪」


『頑張った人だけに、瑠々を!!!!』


「いやいや;どーなったらそーなったの?;かきごおr『やっるぞーーーーー!!!!!』


「聞いちゃいないよこの人ら!もぅいいや…カキ氷作りいこ…それにしても、暑いなぁ…めまいする…水飲んどこうかな…汗もすご;あ…………れ?…………」










その時、瑠々は床に倒れこんだ!ガタガタン!と音をたて。その音に皆が気づき、音のした方へと走った











『瑠々!!!!!!』


「ぅ……ん…あつ…い…」


「熱がある!結構暑いな…跡部どうする!?」


「樺地!瑠々を部屋へ運ぶ!!水とタオルを用意しろ!」


「ウッス」










跡部の命令に水とタオルの用意に樺地が走った。










「瑠々〜大丈夫か?跡部!苦しそうだぞ!どーすりゃいいんだ!?」


「落ち着き岳人!ただの熱や!ジローも何気に抱きつくな!ったく。なんてやっちゃ」


「瑠々〜大丈夫さー?しっかり」


「甲斐くん。気持ちはわかりますが、あまり騒がない事です。大丈夫ですよ」


「そうさ裕次郎!ナンクルナイサー…。きっと、平気さー」


「用意……できました」


「よし。宍戸、そのままゆっくり瑠々を部屋へ運べ」


「あぁ」











瑠々を抱えて、部屋へと運び、ベットに寝かせた。濡れたタオルを乗せ、暖かいように布団をかけた











「あまり、沢山ここにいるのは、迷惑じゃないのか?」


「あぁ…とりあえず、30分交代で、看病だな」


「おい跡部、じゃー始めは誰がやるんばー?」


『………』











皆が黙って顔を見合わせた。













 
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