□虹色の彼方 X
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(((わん(俺)じゃない!!!)))
「私だぁ〜!初めてにして、初めての王様だぁ〜なんか気分いいね!」
「瑠々が王様?これじゃー意味ないさー」
「んーっとんーっと…どんなのでもいいの?人数とか決まってる?」
「いえ、王様は何でも命令すればいいんですよ。番号言って。」
「おお!番号が何番だかわからないのが面白いのね!んー…あっ!ファンの子には申し訳ないのだけど…1〜3番は王様の頬にちゅうしてほしいのだ!」
「!!!!言いに決まってるさー(頬とみせかけて♡)」
やっぱり、こう思っているのは凛だけではなかった。しかし、3人の妄想を打ち破ったのは瑠々だった。
「口はダメだから押さえておかないと!」と口に手を当てて言った。
これには、皆肩を落とした。だが、頬にでもキスができるなら!とテンションを上げ、1人ずつ瑠々の頬にキスをした
「よし次は、誰が王様?やろう!楽しい♪」
「王様だーれだ!」
「よっしゃーーーー!!!!わんだ!!!つきが回ってきたさー!」
「凛かよ…はっ!木手から何かすごいオーラが!」
「平古場くん。変な事を言ったらゴーヤ食わすよ」
「!!わっわーったよ。永四郎は、お堅いやー」
色々な考えを木手に排除されてしまった凛。そんな横で瑠々がワクワクしながら待っていた。
「凛!ねぇねぇ!命令は?なに?なに?」
「うっ/////(くっそー永四郎がいなかったら!)そ、そうだなー…3番が3回回ってワンって言う!!」
本当は瑠々に課に貸してほしかったが、木手が怖くていえなかった…だが、凛たちに思わぬ悲劇が……………
「3番ですか……俺ですねぇ」
その言葉に、3人の血の気が一気に引く
「永四郎?やるの?3回回ってワン;いや…私敵には嬉しいんだけど…」
「しょうがないでしょう瑠々。王様の命令なのですから(ギロ)」
「え、永四郎だって知らなかったんばぁよ;」
「いいでしょう……(3回回って)………ワンッ」
「「……………(怖!!!!!!!!!1)」」
「きゃっ可愛い」
「「どこが!!!」」
「これはね〜ぇ♪ファンにしかわからない感情♪ファンの皆に見せられないのが……可哀想だわ…」
という、こんな具合に、木手の見たくない姿や、凛の可愛い所、甲斐のかっこいい所、瑠々に襲い掛かりそうになる所(;)色々大変な事があった瑠々の部屋であった。
しかし、この悲劇(?)はこの日の夜だけではなかったのです。
それはまた、次のお話で!
〜続く〜
虹色の彼方 Y