book.

□※衝動(メカ歩)
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あの日以来リーダーは俺達に従うようになった。だが、他のメンバーの前では普通のリーダーのままだった。
俺はそんなリーダーとの体の関係を続けていた。

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「いっ・・やあぁっ!!」
薄暗い室内に響く喘ぎ声。甘く切なく喘ぐ姿に、正直欲情した。
その反面、好きでもない男に抱かれるのは苦痛だろうなと、なんとなく思った。リーダーはだいたいいつも、激しく揺さぶられながら、泣いている。最初は何も感じなかったのだ、でも最近その姿を見ると、胸がチリチリと焦げるような、嫌な感覚に襲われるのだ。この行為に胸が痛むようになったのか、それともリーダーが俺を見ていないという事実がそうさせるのか・・。
そこまで考えて、ふっと笑う。それではまるで俺がリーダーを好きみたいじゃないか・・と。かきけすように頭を振り、行為に集中することにした。
「リーダー、気持ちいいかぁ?」
ふざけたように聞くと、リーダーは髪を振り乱しながら頭をふった。
「そんな顔で言われてもな。」
そう言って笑い、張り付くようにリーダーの良いところを抉り、乳首を軽く噛みながら吸ってやる。
「あっ、ひあああぁっ!!」
すると面白いくらいに甲高く鳴いた。リーダーはこうされるのが好きなのだ。いつの間にか、弱点はほぼ把握していた。
「ぁひっ、やああっ!」

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