book.

□※服従2(厨メカ歩)
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バシッ

「いっ!!?」

いきなりの痛みに悲鳴をあげる。どうやら頬を叩かれたようだ、熱くなっている。
目の前には俺に馬乗りになり、冷笑を浮かべた厨師がいた。おれは奴に叩かれたらしい。
「待ってるのに起きてくれないから悪いんだよー、リーダーぁ。」
一瞬頭が真っ白になったが、先程の悪夢を思い出す。まだ奴らが残っていたのだ。戦士はいない。仲間のところに行っているようだ。
「生殺しはきつかったぜ・・その分楽しませてもらわねぇとな。」
なんとか逃れなければと思った時、縄がはずされていることに気付く。そう気付くやいなや、俺は自分に乗っかっている厨師に拳を振り上げる。が、
「ねぇ、最前線で戦うATK高い俺に、TEC重視でしかも丸腰のリーダーが敵うと思う?」
軽々と俺の手首を掴み、そう見下したように言う厨師。
「まあ、そういう方が犯りがいがあるけどね。」
そう言って楽しそうに笑う。暗い影を落として。そしてゆっくり手を振り上げる。

バシッ
「いっっ!!」
バシッ
「っっやめろ!」
バシッ
「ひっ」
バシッ
「っっ」
バシッ

その後も俺が抵抗しなくなるまで平手打ちをし続けた。口の中で鉄の味がする、頭がくらくらし、俺はぐったりと床に倒れたまま震え続けた。
「おいおい、やりすぎなんじゃねーの?戦士にバレたら殺されっぞ。」
メカニックは全く深刻では無い言い方で厨師をからかっている。
「そうなんないように平手打ちなんだろ、殴ると確実に怪我でバレるし。」
冷めた表情を変えずに厨師が言う。なるほどーとニヤニヤしながらメカニックが頷いている。

「リーダーぁ、もう初めてじゃないんだから慣らさなくていいよねぇ?十分ほぐれてるみたいだし。」
そう言い、俺の両足を胸の所まで押さえつける。
「精液こんなに垂れ流して、変態だねぇ。リーダーがこんなんだなんて知ったら、皆どう思うかなぁ。」
ビクリと反応する。そんな俺を見て厨師はニヤリと嫌な笑みを浮かべ、俺の耳元で囁く。
「自分でおねだりしてみなよ、俺のイヤらしい穴に大きいおチンチン入れて掻き回してくださいってさぁ。」
「っ!?ふざけるな!そんなこと言える訳っ」
「あっそう、じゃ皆にバラしちゃうからね。今、ここで見せちゃお、その格好。」
「なっ!!?」
「メカニックー、俺押さえてるからさぁ、呼んできてよ、全員。」
「おー、了解ー。」
今の俺はさぞかし情けない表情をしていることだろう。あんなふざけたことは言いたくない、が、厨師もメカニックも本気のようだった。このままでは、仲間全員に恥態を晒すことになるのだ。考えるまでもなく結論は出ている。
「待てっ、それだけはっ・・やめて・・くれ・・」
弱々しく言い、俯く。メカニックが足を止める。
「何?言うの?」
「っ・・・」
ゆっくり頷く。
「じゃ、早く言って。」
有無を言わせない雰囲気を漂わせ、そう冷たく言いはなつ。厨師とメカニックの刺さるような視線を感じる。ギリッと痛くなるほど拳を握り、手のひらに爪をたてる。
「ぉ・・俺・・の・・」
「聞こえないんだけどぉ。」
「っっ俺の、イヤらしい穴にっ・・大きいおチンチン入れてっ・・掻き回してっ・・くださいっっ!」
沈黙が俺にさらなる羞恥を与えた。顔が熱くて火でも出そうな程だ。悔しさと恥ずかしさと逃れられない絶望で、涙が止めどなくあふれでた。
「ははっ、リーダーにしては上出来なんじゃない?じゃーお望みのものをあげるよ。」
ズグッッという嫌な音の後下腹部に凄まじい圧迫感を感じる。
「ぅぐっあああっっ!!」
「っうっわ、きっつ・・ちょっと時間経っちゃったからかなっ・・」
「ひっ・・いっひぅっ」
ぐっぐっと無理矢理入ってくる乱暴な侵入。さっきとは全く異なり、優しさは無い。
「あっぅ・・くる・・しぃっ」
「気持ち良いくせにっ・・中すっごい熱くて、俺の離さないじゃんっ」
厨師が律動を繰り返す度にグチュッグチュッという水音が室内に響く。
「ぃっあ、はあっ、ひぅっ」
「さっきの時よりやらしい声してんじゃん、無理矢理犯されてんのにさぁっ」
その言葉にすら泣きながら反応してしまう。ぞくぞくと背筋がざわめく。
「そーゆード変態にぴったりの体位があるんだよねぇ。」
そう言い動きを止める。そして挿入したまま、俺を起き上がらせ四つん這いにさせた。まるで犬のような格好だ。
「ひっあぁっっ!?」
いきなり奴が動き出した、この格好だと後ろで何が起きているかわからない。思わず悲鳴が上がる。
と、急に目の前にメカニックが現れた。
「リーダー、俺のも気持ちよくしてよ、口で。もう我慢出来ねぇんだけど。」
そう言って俺の髪を鷲掴みし、俺の口に自分のそそりたったものを突っ込もうとしている。
「いっいやだっ!・・そんなっ、ぅあっ、気持ち悪いっ」
独特の匂いがするグロテスクなものが目の前につき出される。
「同じもん突っ込まれてよがってるくせに。いいからくわえろよ。」
そう言って俺の鼻を掴んだ。息が出来ず、口を開いてしまい、そのすきにやつのものが俺の口に挿入される。
「んっんんっ!ふっぅぅっ!!」
耐えかねたように激しく口内を犯すメカニック。
「っく・・あぁ、歯立てたらぶっ殺すから。」
「ん、んぐっ、ぅぅっ」
収まりきらないものが入っているため、顎が痛くなる。だがメカニックは本気の顔で言っていたため、なんとか必死に堪えた。
「もうちょっとさぁ、舐めるとか吸うとか出来ねーのかよ。」
そうつまらなさそうに言われる。そして両頬を片手でつかまれ、
「おら、こうやって口でしごけ。」
そう言われ、真似ようとするが、なかなか出来ず、それにイライラした様子で舌打ちをするメカニック。
「まあいいや、好き勝手動くから。」
そう言ってすぐ喉の奥まで突き刺し、抜ける寸前まで下がる、その出し入れを高速で行い始めた。苦しくて苦しくて嘔吐感が込み上げる。
「んんぐぅっ!うぅぅっ!!」
それを涙目で訴えるが、メカニックはニヤリと笑い、獣のように腰を振る。
「っはっ、いつも頼れるリーダー様がなんて顔だよ。犬みてぇ。」
そう嘲笑される。
「んっ・・んぐっっ」
ジュプジュプといやらしい音が響く。苦しさと青臭い匂いにあてられ、感覚が痺れていくような錯覚に陥る。
「っ、出すぞ、受け止めろよっ」
そう言ってすぐ、勢いよく口のなかに熱い液体が大量に吐き出される。
「んぐっ!んんんっっ!!」
むせかえりそうになり、奴のものから口を離そうとしたが奴が俺の後頭部を掴み、押さえ付けられた。なかでドクッドクッと脈打ち、温かい液体が大量に出される。次第に勢いが無くなり、全く液体がでなくなった頃、やっと引き抜かれる。
「ぅえっ、げほっごほっ、ごほっ」
むせかえって、全部液体を吐き出してしまった。
「おい、ちゃんと飲めよ。こりゃあ教え込む必要があるな。」
「ぁっ・・それってどういう」
「ちょっとー、俺のこと忘れんなよリーダー。」
「ぅあぐっ!!?」
怒ったようにそう厨師が言い、いきなり最奥を貫かれる。
「今度はこっちに集中してよね。手加減してあげてたんだからさあ。」
俺の腰を掴み、さっきより力強く乱暴に犯される。
「ふぁあっ、あぅっ、ひぐぅっ!」
「ははっ、そんなに気持ち良いの?よがりまくっちゃってさぁ。」
上から厨師の蔑むような声が聞こえる。じわじわと快感が身体を侵食して力が入らず、意識も朦朧としてくる。

パシャッ

何かの機械音が聞こえた、メカニックの方から。ジジジっと機械が音をたてながら、一枚の紙のようなものを出した。
「おー、よく撮れてんな。」
そう感心したようにメカニックが言い、その紙を見せられる。そこには、あられもない姿で犯される自分が鮮明に写し出されていた。
「っ!!??」
「博士に頼んで作ってもらったんだよぉ。良かったね、リーダーのやらしい姿、ずっと残せるよぉ。」

絶望した。こんなものがあったら、それをネタにずっと脅され、いいように使われるはめになるのだ。ずっと奴等の奴隷になるのだ。

ズグッッ
「あっっぅああっ!」
「ほら、もっと良い顔しなよぉ。」
激しく突かれ、意識が飛びそうになる。が、撮影し続けるメカニックが目に入る。
「やだっあぁっ!撮るっなぁっ!やあぁっ!!」
ボロボロ涙をこぼしながら叫ぶが、その姿は奴らにとっては興奮材料でしかない。
「はっぁ、俺そろそろ限界・・リーダーもイくとこ撮ってもらいなっ。」
俺の髪を乱暴に掴み、激しく律動を繰り返す。
イきたくない、そう思いながらも身体は絶頂を追い求める。こんな自分は認めたくない。
自分をとらえ続けるレンズを見る。もうこんな姿を撮られてしまった今、プライド等無意味に思えた。心が折れかけた瞬間、快楽が押し寄せた。
「はぅっ、やぁぁっ、ふあぁぁっ!!」
「その顔やばっ・・っ出すよ」
「やっ、ぁぁあああっ!!」
一際強く打ち付けられ、強い波に襲われる。弾けるように中で液体が出されていく。熱くて熱くて、その熱にうかされる。荒く呼吸を繰り返し、ただ呆然としている俺。
「んじゃ、次は俺だな。」
メカニックが言う。
この地獄は始まったばかりなのだ。このまま堕ちるとこまで堕ちていくのだろうか。あのまま仲間として、一緒に過ごしていくという幸せが、ずっと続くと無意識に思っていたのだ、俺は。

そんなものは無性にも儚く崩れていく。
その切なさは俺を苦しめた。今はただ、その感情だけを胸に、呆然と天井を見上げ、涙を流すのだった。

-end-



続く?かは不明。やはりぐだぐだ(^_^;)

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