…SEED&ボカロ…小説

□Bubble POP♪
2ページ/7ページ

「……なんだよ。だからオレでいいのか聞いたのに!馬鹿マスター…!」

ソファーに座りながら手近にあった、せんべいをかじる。

「しかもあいつ……GEN下げたまま出て行きやがった……」

ぶつくさ言ってると、いきなりオレの視界が暗くなる。

「?!」

「だ〜れだ?!」

「おいおい……リンしかいないだろ…」

「えへへ〜!あたり!」

リンが笑顔でオレを見る。

「もう昼寝はいいのか?」

「うん!レンこそ調教終わったの?」

「……まだ…かな。なかなか…マスターの希望通りの声が出せなくて……」

「そっか!マスター あの曲、こだわってるもんね!絶対レンに歌わせるんだって張り切ってたもん!」

「……!」

リンが笑いながら言うから…少し気持ちが軽くなる。

そうだよな…こだわってるから……なんだよな?

「はぁ…。でも…オレってダメだなぁ…」

「なんで?」

「何日も調教してくれてるのに……全然結果を出せなくて…」

「…そうかな…?今のレンの声、リンはすっごく可愛いくて良く聞こえるけど、マスター妥協する事知らないから、単に追究してるだけだと思うよ?」

「……そうかな?」

「うん。そうだよ」

言い切るリンにオレはホッと笑う。

「でも、本当に可愛いねぇ!レン!」

「……マスターGEN直すの忘れて…出かけちゃったから………しばらく この声だよ」

「ふうん。あ、レン!その声で、お姉ちゃん♪って言ってみてぇ!」

「はあ?!ヤダよ!」

リンはオレのホッペを指でツンツンして来る。










♪2ページ目終了♪
♪アーミーニ♪
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ