…SEED&ボカロ…小説
□Bubble POP♪
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『ん〜もう少しGEN下げてみようか。レン?』
オレは只今調教中。
マスターが新曲を作ったらしい。
「…ねぇマスター…この曲さ…かなりメルヘンなんだけど……オレが歌ってもいい訳?」
『何を言っている!お前の声をイメージして作ったんだ。いいに決まってんだろ』
「……………」
『なんだ?何か不満な事でもあるのか?』
「いや……別に…」
…だって…こーゆーメルヘンな歌…オレのGENを無理に下げて歌わせなくても………リンがいるのに…。
マスター…何日もオレの調教に苦労してるみたいだし…。
リンなら……リンなら……素直な声してるから………こんなに苦労しないで歌えるのに……。
『あ〜!!ダメだ!!!俺の目指す可愛いい声に、なかなかならん!!』
「う…………」
『ちょっと、まさと(友達)ん所行って来る!』
「え……?!」
『俺が遅くなったら、飯は冷蔵庫の中にあるもの適当に食え!風呂は沸いてるから、すぐ入っちまいな!』
マスターは上着を着ると、颯爽と家を出て行った。
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♪アーミーニ♪