春、僕らは出会う

□ 2話
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『よっしゃぁぁぁあああああ!!!!!!』


「…凛ちゃんっ!!
やったね!私達同じクラスだよ!」











神様仏様ありがとうございますありがとうございますありがとうございます!!!!
千鶴と同じクラスになれた喜びで空を飛べそうです!










「おい!!俺もいるぞ!」


『あ、へーすけいたの?
私は千鶴さえ同じクラスなら君なんてどうでもいいんだよ』


「ひでぇ!!俺泣くよ?泣いちゃうよ!!泣いていいよなこれ!?」


『いいよ別に。勝手に泣けば』


「……」



















え、ちょっと。
ほんとに泣かないでよ











『泣かないでよ男でしょ。
ごめんごめんあーうれしーなーへーすけと同じクラスでうれしーなー』


「棒読みだけどこの際そんなの気にしねぇよ…」


「へ、平助君!私嬉しいよ?」


「!!千鶴…お前いい奴だな…」


『千鶴は優しいね
そしてきゃわいいね』


「凛ちゃん気持ち悪いよ…」


「お前も千鶴見習『黙れ』


「ぐはぁっ」












失礼なことをぬかした平助の鳩尾に必殺☆凛ちゃんパンチをお見舞いしてやった。








やべ、我ながら気持ち悪いなこのネーミング











『まぁ皆同じクラスになれてよかったよね』


「そうだね!」


『じゃあ教室行こうか。1ーAだよね?』













「えっと…」


「あー…わり。ちょっと俺ら職員室に呼ばれてんだ」


『まじで?…じゃあ私先行ってるね』












なんでふたりだけ?
まぁいいけど。








私は先に教室に向かうことにした
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