KIDU

□Healing?!
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『まだ肩の調子悪いの?ドクター呼んで来ようか??』

「…ハッ……、こんぐれぇ何でもねーよ!くだらない心配してないでお前はさっさと寝ろ!!」

『じゃーさ、あたしが舐めてあげようか?』

「―――千鶴にしてはやけに積極的だな?」

『何言ってんの?舐めるのは物じゃなくて傷だよ!舐めれば治るってよくいうし、それにあたしは猫だからきっと上手いと思うんだよね?』

「掠り傷じゃねーぇんだぞ。腕1本無くなってんだそんな事で治るかよ」

ゴツくて大きい机に頬杖を突いて、これまた立派な見劣りしない椅子に座って苦い顔をしてるキッドに思い付いた名案を投げ掛けたけど
あっさり否定されちゃって猫の姿から人型との間にある人獣型になると寝そべってたベッドに両肘を突いて顎を乗せる

新世界に入って割りとすぐに四皇の1人ビックマムの傘下の海賊団と殺り合って失った左腕には金属物を操るキッドらしく機会で出来た義手が付けられてる。
代用品としては不自由してなさそうでけど取り付けてまだ日が浅い所為か時々今みたいに苦痛そうにしてるのを見かける事がある
ログポースが導く先に冬島があるのか昨夜から気温が下がっていて、その表情は一段も二段も険しさが増してるのだ

『ん゛ーー…何か、いい方法は無いのかな?完全には取れなくてもほんの少しでも痛みを和らげる事が出来ればいいんだけど』

「こんなもん痛くも痒くもねーぇよ!それでも何かしたいってんなら、此処に跪<ひざまず>いて俺の物銜えろ」

『銜えません。キッドのスケベ!!それ以外に何か無いかって考えてるんだから邪魔しないでよ!』

「ねーぇな!この腕になってからすっかりご無沙汰でそれ以外頭にねぇよ。」

『そんな事言ったら皆怒るよ?キッドは海賊王になるんでしょう!』

「千鶴とやりてーぇ事の話しをしてんだよ!」

『それはダメ!ドクターに1ヶ月は安静にしろって言われてるんだから。キラーなんて海桜石の鎖でベッドに縛り付けるか?って本気で言ってたよ?』

「………どいつもこいつも、揃いも揃っていらねぇ心配ばっかしやがって。放っとけってんだよ…」

『キッドはこの船の頭で皆の大事な”キャプテン”なんだから当たり前だよ!!』

ほっとけなくて当たり前です!!

「皆の大事なねーぇ………お前にとっては、だうなんだ千鶴?」
『もちろん、大事なあたしの男だよ?決まってるじゃない!!でもキッドがそんな事聞くなんて珍しいね??』
「たまには聞いとくのも悪くねぇだろ」
『…キッド――好き、大好き……愛してるよ!』
「―――襲うぞ。」
『キラー!!海桜石の鎖持って来てーーー!!!』
「ふざけんな!」




…………)atogaki(…………
微裏にもならないちょっとしたものを書くはずが、気が付けばただの下ネタになったしまいました(でも楽しかった(笑))。

 

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