MARCOV

□雨と青の踊り子
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「風邪引くよい?」

『………その言葉そのまま返すわ』

「そんなに軟じゃねェよい」

『あらそう』

「雨ん中踊るのが好きなのかい?」

『雨は嫌いじゃないの』

「そうかい」

『天気雨は好きなくらいよ』

「初めて会った時も雨ん中踊ってたねい?」

『さぁ?わたしは貴方を知らないわ』

夜のステージの為に昼間、店せの前で客寄せに踊る事は珍しい事じゃない。雨の中立ち止まってくれる人に向けて踊ってた事はある
それは極最近の事で彼はその時の事を話してるけどわたしはその時立ち止まって見ていた誰の事も覚えていない
見せる為には踊るけど、見るために踊ってる訳じゃないから

「相変わらずつれないねい」

『そう言ってるはずだけど?』

「あぁ、何度も言われてるよい」

わたしはわたしの為にしか踊らないし、誰かのモノになる気なんて無い!いくらそう言っても懲りない彼にため息は尽きない

『いい加減、諦めたら?』

「おれァ何度も言ってるはずだよい?」

『すんなり諦める気は無い?』

「あぁ。覚えてるんならなによりだ」

『――…白ひげ海賊団、不死鳥のマルコ……』

「へーェ、おれを知ってたのかい?」

『お客さんの誰かがそう言ってたのを聞いただけよ。』

「余計な事を言うヤツが居るもんだ」

『名が泣いてるんじゃない?』

プライドなんて

「そうだねい。このまま落とせなきゃ“そう”なるよい!」
『まるで肉食動物ね』
「不死鳥ってェのは猛禽類だからねい?」
『それは知らなかったわ』




…………)atogaki(…………
不死鳥は猛禽類なんですか?マルコを見てるとそんな気がしてなりませんd(`・∀・´)=3
それともウチのマルコがそうなだけでしょうか??
なにはともあれ、素敵なQコメありがとうございました!!ヒロインのモデルをビオラにしようとも思ったのですがサンジのようなマルコを書けなかったので断念しました=ω=;

 

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