LAWU

□目的違いの同条件
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『あーぁ、ココなら絶対見れると思ったんだけどなー…!』

「バレないと思う方がどうかしてるだろ」

『だって『見せて!』ってお願いしても見せてくれないじゃん!!』

「何でそんなに見てーェんだよ?」

『…何で……って、理由がいるの?』

「……―――いらねェかもな。被ってろ」

迷惑な事に何度突っ撥ねてもめげない性格と毎度、毎度真っ直ぐおれを見上げてくる目に根負けして脱いだ帽子を未来に被せ服の裾に手を掛ける
こんな事はこれ1度きりだと自分自身に言い聞かせてため息を吐き捨てる
こんなもん見て何が面白いんだか?と2度目のため息を吐く。刺青はいれる事とものに意味があるだけで見せる為にいれてるわけでも、まして他人が見て解るものでもないってのに

『いつまで被ってればイイのー?』

「あぁ、もういいぞ」

『相変わらず手触りのイイ帽子だね?』

普段なら聞く前に脱いでそうなもんだが―――場所が場所だけに、未来にも一応女としての恥じらいがあるのかと思えば……

「何してる?」

『へ、あ…触っちゃダメだった?』

「別に構わねェが、刺青見たさとは言え男の裸みても何とも思わないんだな?」

『……あっ、そ…っか』

「赤面するのが遅すぎだろ」

『や、何て言うか…そうゆう事言われたら何かね?』

顔をそむける

「お前のそうゆう態度は初めて見るかもな?」
『か、からかわないでよ!!』
「からかってなんかいねェよ。おれも見たくなった」




…………)atogaki(…………
待ち伏せ場所は潜水艇の浴室脱衣所です☆!!
って、わざわざ書きませんでしたけど解りますよね?


…………)omake(…………
『…へ?ちょッな、何で脱がそうとしてんの!?』
「見たい!って『お願い』すれば見せてもらえるんだろ?」
『それはイレズミの事で!』
「見たいモノが違うだけで理由は同じだ」
『それは…そーだけど』
「触らせてもやってんだ、触らせてくれるよな?」
『それはイヤ!ムリだから!!』
「やったお前に拒否権なんかあると思うのか?」

 

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