LAWU

□同族嫌悪
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『あっ、あ〜〜〜〜ぁあっ!?』

「うるさい。いつまでやってるつもりだ?」

『そんなの、取れるまでに決まってるでじゃん!気が散るからどっか行ってくれない?』

「それで一体いくら金を使ったんだか」

『……両替に3回行って、残りが400円だからー…』

「馬鹿だろ。たかがゲームに2千600円も使うか普通?」

『ローだって、その縫いぐるみクレーンゲームでしょ?人の事言えないでしょ!!』

「俺は200円しか使ってない」

『何それ?!自慢?ムカつくから消えて!』

「―――…俺が誰の為にやったと思ってる?」

『は、い…何言って、……自分のためじゃないの??』

「そいつやるから、帰るぞ!」

『わ、ぶぁ?!』

置いてくぞ!

「何してる、さっさと来い」
『……っ〜〜〜〜、ロー!!!』
「うるせー。何だ?」
『ありがとーッ!!』
「さっきとはえらい違いだな?」




…………)omake(…………
『嬉しいけど、ほんとにコレ私のために取ってくれたの?』
「俺が自分の為に取ったと思うのか?」
『だって、ローはカワイーくてモコモコのフワフワが好きでしょ!』
「……」
『ほら、否定しないじゃん!!』
「―――もーいい、そいつ返せ。」
『えっ、イヤ!!』

 

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