いろいろ

□SACCI
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「朝からよく食うなァ。注文聞いてるだけで胸焼けしそうだわ…」

「サッチは作るだけだろ?食うのはおれなんだし」

「あのなーァ、少しは作る方の身にもなれってんだよ!おわかり?」

「さっぱり解ん、ぃぬ゛ぁあああァァ!!?」

『ケツつっかえてるんだから注文終わったらさっさと退けてくれない?』

でかでかと背負った誇りを見せびらかすためか?半裸にハーフ丈のパンツスタイルで船内だろうが街だろうが闊歩するくせに
ちょっとシリを撫で上げただけで情けない声を上げてその場にしゃがみ込む
何度となく繰り返してるって言うのに、カウンターにだらりと腕を掛けその場にしゃがみ込んで睨み付けてくるエースの頭を撫でる。

「…っ〜〜〜、紅葉!いちいちケツを触るなって何度も言ってんだろ!!」

『エースが1番触りやすいし、反応がいいからついよ。つーい!』

「気持ちは解らなくもないが、だからって彼氏の前で他の男の尻触るか?」

厨房からカウンターに頬杖を突いて不機嫌そうな顔をするサッチに食堂側からカウンターに頬杖を突いて見つめ返す

『ラブとライクは必ずしも一致しないモノでしょ?』

「そらまーァ、そうだけどな。」

『サッチだって目の前に手招きする美人が居たらとりあえず近づいてみるでしょ?』

「………否定は出来ないな」

「ちょっと待った!おれは紅葉に手招きした覚えはねーェ!!」

『受け取り手の突発的な欲求行動の話しをしてるの。この場合エースの主張は関係ないんだよ』

「突発的欲求行動―――か、ますます否定できない心理だな」

『でしょ!!ところで、』

今日のご飯は?

「昨日、いいチーズが手に入ったからピザとグラタンがオススメだ!」
『それじゃー、ピザにしようかな?』
「あいよ!出来たら呼ぶから座って待ってろ」
『はーい!!あっ、サッチ!忘れるところだったおはよー!!』
「はい、おはよう」




…………)atogaki(…………
家事全般が苦手な彼女に代わって、つくしまくるサッチを書く予定が
何故か、逆セクハラをやってのける女の子になってしまうというアクシデントに見舞われました
でも……まーぁ、こんなヒロインもアリではないかと((`-ω-)ノ

 

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