いろいろ

□CROCODILE
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『……クロ…コ、ダイルさん?』

「―――どうした?まだ朝には早い戻って寝てろ」

『そっちに行っちゃダメですか?』

「仕事中だ」

『ゴメンなさい。』

「一息入れようと思ってたところだ。酒を飲み終わるまでなら聞いてやる」

飲みかけのまま放って置いたグラスになみなみと琥珀色の酒をそそいで、おずおずと側までやって来た紅葉に視線を向ければ
足元の床にぺたんと座って遠慮がちに足に寄り掛かる小刻みに震えた体。
内心またかと呟いてため息を酒と一緒に腹に流し込む――――アラバスタで内乱を起こさせ国王軍、反乱軍、少数海賊、海軍、入り乱れての戦闘が頭に過ぎる

『どこまで歩いても砂漠しかなくて、暑いのに……空は真っ黒くて』

「………」

『いつの間にか階段を上ってるの。でも、行き止まりで先に進めなくて……』

インペルダウン、頂上戦とおれがまごついてる間中こいつは砂漠の底の地下室みたいな遺跡で待ち続けてた。そのせいで精神を病んだ

「どれだけ言えば安心するんだ?」

『…クロコダイルさん?』

「安心するまで何度でも言ってやる」

『何度でも?』

「例えこの先、また逸れる事があっても必ず見付け出す」

『ほんと、に?』

「安心しろ。そんな事は2度と起きやしねェ」

『そっか―――…それなら、よかった』

どこにいたって

「だから、いつまでも気に入らねェガラス玉の目してんじゃねーェよ。」




…………)omake(…………
『クロコダイルー、風船が欲しい!!』
「……ガキ」
『ダズ、ダズ!!風船って何処に売ってるの?』
「まるで、二重人格ですね。本当に覚えてないんですか?」
「あぁ。魘されてる時とは目が違うからな」


…………)atogaki(…………
Qコメから“クロコダイル”です。特に指定は無かったので砂漠の昼と夜をイメージして
ハキハキした明るさと、寒い夜の性格(本人無自覚)を持つヒロインちゃんにしてみました!!☆-(ゝω・)b

 

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