いろいろ

□SACCI
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『―――……なに?』

「別になーァんも」

『そっ』

「ほーォんとに無防備だよなァ?」

『………』

「普通、男にこんなふうに手首押さえ付けられたら抵抗するもんだろ?」

『何でもないんじゃなかったの?』

「何でもねェよ?ただの独り言の疑問だ」

『そっか』

「―――おれに気があんのか?」

『それも独り言?』

「まァ、そんなとこだな」

振りほどかれないのをいい事にそのままベッドに寝転ぶ紅葉の華奢な腰の向こう側へ手を突き、何を見てるのかと覗き込めばおれ手製のレシピ帳
何か食いたいモノでもあるのかとも思ったが、見てるのは下に書かれた名前
おれが考案したメニューを気に入ってくれたヤツの名前が(ナースを中心に)書いてあるところを指先で追ってはトントンっと叩いている

『今日の不寝番って4番隊でしょ、サッチも出るの?』

「あぁ、メインマストの見張り台でなんてクジ運最悪だ」

『それも冬の冬島海域でなんてついてないねー』

そう言って隠しもせずアクビをする紅葉に苦笑いで返して「寝るなら自分の部屋で寝ろよ!」って忠告したのに……

「どーォして、我が物顔でベッド占領して寝てるわけ?!」

『――――』

「それともコレは食わなきゃ後悔する据え膳なのか?」

『…ぅ゛ん、……?!』

「…っ……!?」

『……―――』

「……なっわけねーェか。隣お邪魔しますよーって、おれのベッドだよな」

もそもそと

「……、…………。………、……、…。……。………、……。………、…、…、……………。……、……………………」




…………)atogaki(…………
Qコメをいただいて書いたサッチの続編です0(`▽´)0
、と。の数だけ理性と慾の葛藤をするサッチの苦悩(煩悩?)この“…”点1つが1秒だとしたら、すっごく短い考え(笑)
ともあれ“メンタル・パンチ”☆(゜0(○=(≧∀≦)0な話しはやっぱり書いてて楽しいです♪

 

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