いろいろ

□PAULIE
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「緊急な呼び出しって一体…」

『さーあね?』

「まさか、あいつらがアイスバーグさんのところへ!?」

『あいつらって、借金取り?』

「俺が捕まらねぇもんだからって……」

『それは無いんじゃない?』

「何でそう言い切れんだよ?!」

『だって、それなら私まで呼ばれる事ないもん!!』

「……そういやそうだな」

仕事の事で呼び出される事は今までにもあったけど、仕事中に呼び出される事なんて今回が初めて
パウリーは心当たりがあり(過ぎみたい)でも私の方にはコレといって思い当たる物がない。そもそも2人一緒になんて見当も付かない
仕事上の接点なんて少ないし趣味も違う唯一の接点といえばガレーラの寮で部屋がお隣って事くらいだろうか?

「失礼します。アイスバーグさん入りますよ」

『緊急の呼び出しって何ですか?』

「ンマー、2人共おめでとう!」

社長室に入った途端そんな事を言われても何の事だかさっぱり解らない。困惑してると差し出された新聞――広げてみると…

「…なっ、何じゃこりゃーぁああ!?」

『ガレーラカンパニー副社長パウリー結婚?!お相手は同僚の女性…』

「普段あれだけハレンチだと言ってるわりに随分と大胆な事をしたもんだなパウリー?」

「冗談じゃない!俺がこんな事する訳ないでしょーッッ!!」

「写真に撮られてるだろう?まるで吸血鬼だな」

「だから違うって……この記事は捏ち上げで、写真は」

『それが、そうでもないんだなー…コレが』

「あぁ゛?」

これ、なーんだ?

「ん、ぁな゛!?」
『ファンの人たちにキレちゃって、いきなりだったんだよ??』
「ンマー、まさに吸血鬼の歯形だな!」




…………)atogaki(…………
「結婚してーぇ!!」っと叫びながら追い掛けてくるファンにキレて「俺にはコイツが居る!」っと
勢いまかせに首筋に噛み付いて、自身のハレンチな行動は記憶から抹消してしまったパウリー
やけくその咄嗟の行動に本人さえ気付いてない気持ちがあったのかもしれませんが……それを忘れてるなんて最低ですね!(`へ´)=3
そんな役回りを押し付けてゴメンよパウリー(笑)

 

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