いろいろ

□PAULY
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「……――――随分と、様変わりしちまったな。」

『やっぱり入りづらいんでしょうか?』

「この店が酒場だった頃を知ってる奴らには入りづらいかもな?」

『そうですか…――パウリーさんもその頃を知ってるんですよね』

「あぁ。……ってぁ、いや!俺は別に入りづれーなんて思わねーし、むしろ今の方が好きだぜ」

旅人(だった)と言えば聞こえはいいけど実際は目的地も無くただ彷徨ってた私がこの街で最初に逢ったのがアイスバーグさんだった
初対面の私のつまらない身の上話を真剣に聞いてくれて、その上住む場所と仕事の2つを下さったとっても優しい人…
いつかアイスバーグさんに頂いた恩を返す事が出来るようにと改装してもらった喫茶店で頑張ってはいるけれど

前のお店をよく知る人達には少々入りづらいようでどの人も店の前に立ち尽くして暫くすると立ち去ってしまう。これじゃ、恩どころかこのお店の改装費すら返せそうにない。

『はい、私も好きです!』

「ぬぁ、ッ……ち違うぞ、俺は別にハレンチな意味で言った訳じゃなく!その…ぁあれだ」

『ふふっ、わかってます!!お店がですよね?私も同じですからわかります!』

「ぁー…そうか、それなら……いいんだ。」

『パウリーさんは優しいですね?』

「はぁ、あ゛?!」

恋真っ盛りっ!

『優しくてカッコよくて、頼りになって、男らッモガ…!?』
「きゅ、急に何言い出すんだ!?」
『ぅぐ、』
「―――どっわーぁあ!!俺は何てハレンチな事をしてんだ!?」
『はぅー、……大丈夫ですよ?ビックリしただけで口を塞ぐ事はハレンチなことじゃ』
「口を塞ぐなんてハレンチな事言うんじゃねー!!」
『えっと、あの…とにかく大丈夫ですから落ち着いて下さいね?』
「づぁ〜〜!!わざとか?わざとだろ!今このタイミングで小首を傾げるんじゃねーよ!!」
『は、ぁ??……すみません。』




…………)atogaki(…………
パウリーのイメージは「ハレンチ」って言葉と赤面と葉巻とロープしかありません(-ω-)
女性の些細な仕草や格好にいちいち赤面して叫ぶ!そんなパウリーとお友達になりたい。(そしてしょっちゅうからかって遊びたい!!)きっと、いいお友達になれる事でしょう……(笑)

 

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