LAW
□prove
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『うわぁ…素敵!ねぇ、ローこれで何個目の指輪だっけ?』
「8個目だ。自分から要求しといて覚えてねーなんてやり甲斐もなにも無いな」
『って事は、あの約束からもー8年経ってるって事だよね?記念すべき10個目はどんな指輪かな??』
「―――くだらねー事の方は覚えてんだな……指輪だけが目的みたいな言いぐさだな?」
『やだな〜ぁ、そんな事ある訳無いじゃない?変な勘ぐりしないでよ』
寝そべってた体を起こしてベッドから下り少し離れた所にある机に頬杖突いて椅子に座ってるローの側に歩み寄る
せっかくあるのに使ってない肘掛に軽く腰掛けて、ちょうど胸の位置にあるローの顔を覗き込むようにして視線を合わせる
『わたしが指輪を欲しい理由はローにも教えたでしょ?忘れちゃった??』
「変わらない気持ちの証明の為―――だったな」
『ローのその間繰りもわたしと同じだったりして?』
「――…さーぁな?」
『素直じゃないよね!!そんな曖昧な科白で誤魔化したって表情見れば解るんだからね?』
頂点
そこに立った時に隣に居る存在...
「来年はどんな指輪が欲しい?」
『来年もくれるの??』
「今の所は、な――今ならリクエストを聞いてやってもいい」
『じゃー…ぁ、トパーズ!半透明の黄色い宝石がt』
「俺のイメージだから、か?」
『なっ、先に言わないでよ!解かっててもそこは解からないフリするものでしょう!?』
…………)atogaki(…………
ローのイメージが黄色だっていうのはnoraの勝手なイメージです(2年前のパーカーが黄色だった事もありますが)
ちなみに、マルコはサファイア、エースは六角水晶、キッドはルビー、ゾロはエメラルドでしょうか??