LAW
□制服マジック!!☆
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『……制服って、何なんだろうね?』
「ある集団・団体に所属する者達が着る定められた衣服の事だ。」
『そうじゃなくて!!』
「だったら何だ?」
『学ラン着てる時のローって”ひょろ”そうに見えたのに―――脱いだらスゴい…みたいな?』
「なんだ”下ネタ”か」
『それはローの頭の中!!』
物珍し気に刺青をなぞってた腕をペチンと叩いて振り払うとため息を吐いてうつ伏せになった佳枝塚屋
きょとり顔で手を伸ばし俺の目元に親指の腹を滑らせて微笑む
「……何なんだ、さっきから?」
『それとも”ひょろ”そうに見えてたのは制服の所為じゃなくて、この目立つクマの所為かな??』
「―――ほーぉ…、憎まれ口を叩ける余裕があるならもう一発やるか?」
『冗談でしょう、勘弁してよ。』
冗談じゃなく本気なんだがな―――と、舐め上げた耳を甘噛みして覆い被さる様に乗った背中からベッドに仰向けになる。
「制服効果ってーんなら、黙ってりゃ”清楚”に見える佳枝塚屋の方だろ?」
『一言余計よ。でも、あたしそんなふうに見えてるんだ??』
「少なくとも”こんな事”する様には見えねーな。」
『制服を着てれば、が付くんでしょ?』
「―――拗ねたのか?」
『そんなに子供に見える?』
枕を抱えて小首を傾げるその顔は悪戯に成功した子供の様なそれでいて、目眩を覚える様な妖艶さも見え隠れしている
「なるほどな……」
制服効果は”これ”を隠す為のものか。
『何が『なるほどな』なの?』
「制服効果の必要性について納得しただけだ」
『ふーぅん…』
「解らなければ、解らなくていい。」
『いいえ、たいへんよく解りましたよ?ローが嫌味な性格してるって事が。』
「―――…やっぱり、調教と躾が必要だな。」
『ふぇ、ちょ……きゃぁぁぁぁ!!!』
…………)atogaki(…………
なにがかきたかたんだろう??――――ここまで読んでくださった未来様ありがとうございました!!((笑)って誤魔化す)