KID

□SHAKE!!☆
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『キッドは何買ったの?』

「んぁ、確かリッチバニラだったか?」

『リッチ??』

「バニラシェイクの上にココアパウダーがかかってんだよ!」

『えぇ?!嘘ッそんなのあった?いいな〜ぁ、あたしもそっちにすればよかったよ!』

店に入る前からこれだって決めてたからメニューなんて見なかったし、注文もキッドに任せてあたしは温風の吹き出る真下でぬくぬくしてた
そんな美味しそうな新メニューがあったならちゃんと見とくんだったと唇を尖らせてキッドを見上げれば
一口寄越せとシェイクを持ってた方の手を引き寄せられて……ストロベリーシェイクに刺さったストローを銜える

『ぁっ、ちょっと!!あたしのシェイク勝手に飲まないでよ!?』

「先に一口貰っただけだろ。ぐだぐだ騒ぐな俺のも一口飲ませてやるから」

『キッド、ちょーぅ優しいね!ありがとう!!』

「言っとくが飲んでいいのは一口だけだからな!」

『いいじゃんケチ!あたしのも飲んでいいからさ、ね?いいでしょう??』

「……―――お前らバカか。この寒いのによくそんな物を飲む気になれるな?」

間接キス

「甘いもん飲んだり食ったりすんのに寒さなんて関係ねーぇだろ!」
『そういえば、ローくんは何買ったの?』
「ブラックコーヒー。飲んでみるか?」
『ううん。あたし苦いの苦手だからブラックコーヒーはいらないや』
「遠慮するな、ユースタス屋と関節キスなんてしたんだ俺が消毒してやる!」
『ふぇ――モガグ…??!』
「そんな事させるかよ!こいつは俺のもんだ、欲求不満なら他所をあたれ!!」
「選ぶ権利は千鶴にある。いつまでもその地位に居れると思うなよユースタス屋?」
「言ってろクソファルガー!お前なんかに千鶴がなびくかよ!!」




…………)atogaki(…………
冬に暖かい部屋でアイスを食べる!そんなちぐはぐな事がしたい!!――ですが、知覚過敏なのでムリです……
そんなnoraが唯一平気と言ってもいいのがマ。○シェイクだったりします(笑)そんなくだらない願望と現実が入り混じったお話しd(-∀-)b-☆

 

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