MARCOU

□求愛ダンス!
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『サッチおはようよい!!』

「くっは〜ぁあ!!あぁ、おはよー雛姫ちゃん!今朝は何飲む?」

『100パーセント果汁ジュースよい!』

「っか〜あ!!可愛いねー!語尾がまた可愛いったらねーな!!」

「……―――へーェ、お前ずっとそんなふうに思ってやがったのかよい?」

「おめーには思わねーよ!この怪鳥パイナップル野郎!」

「減らず口たたくフランスパン野郎が何言ってやがんだよい!!」

海賊船3隻に占領されてたバルス島にやって来たマルコをずっと木の葉の影から見つめてた
大きな青い鳥の姿で現れて人間になり島を歩き回って島民と会話して、何日か経ってまた大きな青い鳥になったのを見て
居なくなってしまうんだと思い必死に追い掛けて、追い掛けて……

結局最後は疲れ果てて海に落ちる寸前にマルコに助けられるかたちでこのモビーディック号へやってきた。

「はいよ!100パーセント果汁絞りの林檎ジュースと、ついでにマルコにブラックコーヒー」

「わざわざ、ムカつく枕詞の提供だねい?」

「うるせー!お前にはそれで充分だ!!提供してやっただけでも有り難いと思えってんだ」

『いただきますよい!』

「く〜〜ッ、やっぱり可愛い女の子に作る方が作り甲斐があるよなーぁ!」

「お前が1番うるせーェよい。―――……それにしても器用に飲むねい?」

『…マルコも腕だけ不死鳥化すれば出来るよい、きっと!』

「両腕だけを翼に変える事は出来るが、雛姫みたいに器用にはいかねェよい!」

『そうかな?そんな事無いと思うよい??』

「ねーねー、雛姫ちゃん?マルコなんて止めて俺と付き合わない??」

『付き合う??――…って、何よい?』

「こいつは今雛姫に求愛ダンスしてんだよい」

『ゴメンなさい。ムリですよい…』

「フラれたなサッチ。お前じゃぁムリだとよい!潔く諦めろい」

『違うですよい!!サッチがムリじゃなくて私がマルコ以外はムリなんだよい!』

唯一絶対。

「……っ、か〜ぁあ!ヤダヤダ朝から見せ付けてくれちゃってよー!!」
「聞いたのはお前だろい。それに今のはただの擦り込みだよい!」
『違うよい!マルコは求愛ダンスしてくれないの??して欲しいよい!!』
「……ッ…、しねーェよい!アホンダラ!!」
『…ひゥ、!!……マルコ、怒って行っちゃったよい』
「あー、違う違う!!あれは怒ったんじゃなくて照れただけ!下手くそな照れ隠しだよ!!」




…………)atogaki(…………
“ハーピー族”ヒロイン!!モネを見て書いてみたい!!っと気ばかり焦って書き上げました
ヒロインの種族説明・設定には本編で一切触れずに勢いだけで書き上げてしまったため解りづらさはマックス級かと思われます。
もともとは青い小さな小鳥で半人半鳥の姿にもなれちゃうオプション付き!!ゞ(≧▽≦)ノ

 

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