BOOK

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プ「よく言ってくれたね。いやあ助かったよ。危うくそのまま話を進めてしまうところだった」



『…ぇ、あはい』



今まで険しかった顔が柔らかい表情に変わった。私もかなり驚いたけれど周りのみんなは驚きと安堵の表情を浮かべていた。



プ「言いにくい空気にあんな風に意見をはっきり言ってくれたのは君がはじめてだよ。君のところにはいいアシスタントさんがいるんだね。じゃあ失礼するよ」



私の方を見て所さんの方をみてそれからメンバーを見てプロデューサーさん達は出ていった。


『…。』



パタンとドアの閉まる音がしてふぅっと息がもれた。



所「よく言ってくれたわ■■、ありがとうね」



『あ…なんかすいません。でしゃばったまねして、』



歌「何言ってるの■■ちゃん」



喜「そうだよ、顔あげろよな」



樽「■■ちゃん格好良かったけん」



鬼「言いにくかったでしょ?ありがとう」



そう言って鬼龍院さんはポンと頭に手をのせて私の目線に合わせてかがんで笑ってくれた。不安に思っていたことも消えた気がする。



『ふふ、ありがとうございます』



周りを見たらみんな笑っていてくれて。


あぁ、温かい人たちだな。



鬼「みんなで良いもの作ろうね」





ひだまりの中で。

(じゃあ今日みんなで呑みにでも行く?)
(え所さんが言うなんて珍しい!)
(所さんの奢り?)
(今日だけよ。■■の勇気をたたえて)
(心ひろかね!)
(やたー!)





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皆さんこんにちは。
管理人です(^-^)

金爆長編始めさせて
いただきます!

楽しんでいただけたら
幸いです。



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