×××
□うざうざおっぱ
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「×××ちゃん・・」
「ジュンさん・・」
彼の顔が徐々に近付いてくる。
人生初キスの瞬間です。
もっと歯磨いとけばよかった。リップも!
とか考えていると"おぅふっ"という声が。
目を開けると目の前にはオッパと倒れてるジュンさん。
「オッパぁぁぁぁぁ!!」
オッパはいつもそう。
私に彼氏が出来たと言えばその人物を徹底的に調べ上げて…潰す。
「じゅ、ジュンさん!大丈夫?」
「いてぇ…、×××ちゃん知り合い?」
「いや、知らない、で…」
「はは、こんにちは。×××の兄のチャニョルです。」
睨みをきかせつつ自己紹介ですか、オッパ。
ジュンさんはまた連絡すると言って帰った、いや、逃げた(←)
「はぁ…、オッパ。私もう20歳だよ?」
「何歳になろうと×××は俺の妹だろ。」
だめだコイツ。
頭固いとゆうかなんとゆうか。
小さいときから一緒にいて頼りになるオッパだったのは中2まで。
中2で初めて彼氏が出来たときなんて大変だった。
一緒に帰ろうとしたらオッパに阻止されたし、
デート行くとなれば監視されるし…
うっとおしいし、過保護!お父さんより過保護!
もうさすがに20歳でキスまでいってないとなると恥ずかしい。
「オッパ邪魔しないでよ」
「オッパは×××が心配なだけだ。」
そんなこと言って私に抱きついてくる。
あぁ、うざい。このオッパ誰か引き取ってくれ
心の底から願う私。(←)