11/20の日記
20：16
挫いた足。
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駅に向かう途中、そんな高さもないトレッキングシューズが、かくん、とバランスを崩して、私は足をくじいたのだった。
潮のように引いたり寄せたりを繰り返す痛みを、抱えながら、びっこを引いて歩いて行った。
次第に痛みが薄らいでいったので、調子に乗って、足首を伸ばすと、痺れるような痛みが蘇り、前よりも不格好に歩くはめになった。
とほはな気分で、電車に乗ったら、丁度、向かう先の所に夕陽が落ちてくる所で。
それがまた、良い夕焼けで。
この痛みは、この綺麗な景色を見るための犠牲なのかもと思ったりする日なのであった。
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