*海唄のヒトリゴト*
管理人の海唄が呟いたり喚いたり妄想したりイチウリを愛でたりしてます。たまに単発にもならないコネタもあり。
◆no title
愛しすぎて大好き過ぎるのスタンプがベリレイ過ぎてキュンキュンして笑えて草生える
2015/11/11(Wed) 18:49
◆君の名を呼ぶ時。
「‥‥えっ?」
そういえば、と言って切り出されたその質問に、何とも間の抜けた声が出てしまった。
「いや、下の名前で呼ばないんだな。一護の事」
生徒会会議で使ったプリントを片付ける作業をこなしながら淡々とした口調でベリーはそう続けた。
「‥そうだね。‥と、いうか今更かい?その質問」
「まぁ確かに、な。けど、呼ばないのにはなんか理由があるのかなって」
「‥‥理由、ね」
「ま、本当になんとなく気になっただけだから答えなくてもいいぞ」
だからどうって訳じゃないしな、と最後に付け加えられ、ベリーによるこの質問談義は終わった。
「先に帰ってていいよ」
「‥?残るのか?」
「やり残した事があってね。少し残って帰るよ」
「‥俺で良ければ手伝うが」
「いや、遠慮しておくよ。レイン待たせてるんだろう?その気持ちだけもらっておくよ」
「そうか、わかった」
僕にそう言うと鞄を持ったベリーは
椅子から立ち上がった。
「雨竜」
ドアへと踵を返した筈のベリーに不意に名前を呼ばれ、机の書類からそちらに顔を向けた。
「なんだい?」
「線引きって言うのは、大事だよな」
「‥‥?」
「人間関係においても、友人関係においても、‥もちろん、恋人関係においても、だ」
「‥‥どうしたの?急に」
「引っ付き過ぎても離れ過ぎても、いずれ歪みが生じて結局はダメになってしまうんだ」
「‥論理的?それとも、経験上での事?」
「‥‥後者を経てから、前者の思考に辿り着いた、というのが正解かな」
「‥それで?それを僕に聞かせてどうしようと?」
「ようは、線引きはしても壁は作るなって事さ」
「‥‥‥‥‥」
「俺が言いたいのはそれだけだ」
それじゃお先、とベリーは再び背を向けた。
「ベリー」
そんなベリーを今度は僕が呼び止めた。
「境界線」
「‥‥境界線?」
「君が言っていたのはボーダーラインの事だろう?」
「‥‥‥そうだな」
「ボーダーラインにはね、種類が三つあるんだ。超えていい境界線、超えてはいけない境界線、そして‥‥超える者を選ぶ境界線、だ」
「‥‥‥‥」
「僕等が線引きをして超えるか越えないかを選ぶ様に、線だって超える者を選ぶんだよ」
「‥‥‥‥」
「‥‥‥‥僕は、選ばれざる者だ。超える事すら許されないんだよ」
「‥‥何故、そう思うんだ?」
「‥僕が、境界線さえ直視しない臆病者だからさ」
先程の問答にもならない質問をちゃんとした問答にするのなら、今のが[答え]。
彼が言っているように、ボーダーラインを保つ事は大事だ。
けれど、僕の場合は質が悪い。
ボーダーラインを幾つも引き、その上壁まで作ってある。
飛び越えられたらまた線を引き、壁を崩されたらまた壁を作り。
《石田》
一生僕の処へ辿り着けない様に。
一生、僕の本心に辿り着けない様に。
そうしていつか飛び越える事も壊す事にも嫌気がさしてもういいやと諦めて、僕から離れて行くように。
そして、この繋がれた温かい手を彼から離してくれる様に。
「‥‥臆病者の僕は、線引きする事と壁を作る事が精一杯だよ」
臆病な僕は、自ら手を離す事さえ出来ないのだから。
「‥足りないな」
独り言の様に、ベリーはポツリと呟く様に言った。
「‥‥もう一つあるぞ」
「‥‥その心は?」
「〈超える者に手を差し伸べる境界線〉だ。俺達が自ら進んで超える様に、超える為に手を差し出してくれる線だってある筈だ」
「‥‥‥‥‥」
「雨竜、お前は臆病者じゃないよ。だってお前は、まだその線を見ようとする心がある」
「‥‥‥臆病者って言うのはな、その線は飛び越えて良いと気付いてるのに‥‥手を差し伸べられているのに、気付かないフリをしている俺みたいな奴の事を言うんだよ」
「‥‥ベリー‥」
「俺が壁を作るなって言ったのはお前はまだ救いようがあるからだ。心構え次第で変わっていけるし、変えていける。‥‥‥けど、俺は駄目だ。‥‥‥‥手遅れなんだよ、何もかもな」
そう切なく嘲笑すると、ピシャリとドアを閉め帰って行った。
「‥‥‥‥‥‥手遅れ、か」
それは、僕も同じなんだけどな。
もう変えていける程の、変わっていける程の勇気や気力が、僕にはない。
このまま、彼から離れて行くのを身動きもせずじっと待っているだけだ。
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
僕が黒崎の名前を苗字はばかりで呼び続ける理由は、一つだけ。
【これ以上好きになるのが怖いから】
だから僕は、ボーダーラインを幾つも引く。
だから僕は、境界線を超えない。
もし、超えてしまったらきっと
僕はもう後戻りは出来ない。
《石田》
そのままずっと、黒崎一護という一人の男にただただ堕ちていくだけ。
これ以上好きになったら、手を離された時の傷はきっと一生塞がらないから。
「‥‥‥‥‥僕は、やはり、」
臆病者、だ。
はは、と嘲笑に似た乾いた笑いが静かな生徒会室に響いた。
もし、もしも。
僕が君の名を呼ぶ時が来たならば。
それは、信頼の証。
それは、君への誓いの証。
それは、境界線を越えた証。
愛の、証。
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥一護、‥‥‥‥」
未だ呼べぬ君の名が、静寂の中に吸い込まれ、消えていった。
END
2014/11/25(Tue) 21:48
◆no title
君は僕に《愛》をくれる。
それはそれは、惜しみない程のもの。
僕は毎日それを手に持て余しながらもそれの温もりに浸っている。
けれど僕は知っている。
いつかはそれを、手離さないといけない事を。
いつかは君の手を、離さなければいけない事を。
いつかは君に、別れを告げなければいけない事を。
けれど、でも、それでも。
君から与えられる《愛》を、
離さなければいけない現実から目を背けながら、与えられる《幸せ》に浸って今日も君と過ごすのだ。
*一雨*
2014/10/24(Fri) 23:56
◆no title
お前は、笑う。
お前は、泣く。
お前は、喜ぶ。
お前は、怒る。
そしてまた、笑う。
俺がいなくとも、お前は感情を操れる様になった。
否、なってしまった。
「‥‥‥‥‥‥‥‥」
そんな事が、
許されるとでも?
お前が笑顔でいるのなら、
「‥‥何かご用ですか、《レイン様》」
「‥‥っ、‥ううん、何でもない‥」
俺はその顔を奪い、
悲しみの色に染めよう。
そしてお前は、
俺の言葉一つで翻弄されていればいい。
そして、もっと。
その心が俺で埋まってしまえ。
《俺》に
飲み込まれろ。
2014/10/19(Sun) 20:28
◆no title
「……………」
「……っしょっ……」←高い所にあるものを取ろうとしてるが後少し届かない
「………………」←その様子をたまたま通りがかって見てる
「…………っ!…あーもうっ」
「………………(スッ)」
「…あ」
「これ?」
「…………ありがとうございます…」
「なんか今面白かったッスよ、見てて(笑)」
「…いや、見ないでくださいよ…」
「たまたま通りがかっただけですって(笑)」
「そのまま通りすがっててください」
「(笑)」
「(KHktkr)」←真顔の私
なんかハジマタオワタ
2013/08/19(Mon) 23:48
◆no title
今まで書き貯めた小説や記念小説が消えてしまうかもしれないと思うとすごく凹む…
こうなったら最後の月牙天衝使うそうだ最後の月牙天衝っていうのは俺自身がイチウリになる事だ
2013/04/03(Wed) 22:46
◆no title
ぐりーちの生徒会長雨竜さんが美人過ぎてうほっwwwうほほっwwwおっほほほへwwwwwとかリアルに声出してた
2013/04/03(Wed) 12:40
◆no title
もりすぎ需要あんのに何故検索に引っ掛からないんだー!!!!!!!!!!!!!11111
ヘ○ヘ
|∧
/
2013/03/13(Wed) 12:15
◆no title
スランプ続行中(´・ω・`)たしけて
2013/02/25(Mon) 19:52
◆no title
やる気低下中(´・ω・`)
イチウリくれください
2013/02/23(Sat) 23:36
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