─接触2

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そう言うとしゃがんで濡れる半勃ちのそれを口内に含んだ。

深くくわえ込んだと思えば全部を抜く。
抜く時に濃い粘液が絡みついて糸を引いた。

視界からも卑猥でわざとちゅぱちゅぱと音を立てられてエロい気分になる。

潤は家以外ではセックスはしない。
セックスに決め事でも作ったのか家以外では口淫だけであった。

だから俺だけがすっきりしてしまっていた。

「・・・っん、ん」

息が上がってくる。

モノを掴んで先端をほじるように苛められた。

「あッ・・・や、ゃあ!」

潤の頭を押して離そうとしたが再び深くくわえ込まれた。

シャツを掴んで引っ張り上げて口を覆った。
こうでもしていないと声が外に洩れてしまいそうだった。

セックスをするみたいに入れたり出したりを繰り返しスピードを速めていく。

時たま体をびくつかせ潤の動きに合わせて自然と腰をかくかくと前後に動かしていた。

快楽の波が一気に押し寄せる。

「ふ、ぅっ・・・う・・・!」

遠慮気味に口内に精を吐き出した。

潤の喉が波打つ。

全てを飲み干すと口から放して拭う。

何事もなかったような顔をして立ち上がる。

荒く息を吐きながら今度は俺がしゃがんだ。

「さ、朔馬・・・?」

チャックを下ろしたはいいが、初めてのことに手が震えて上手く下着から取り出せない。

まさかこんなことをしようと思うなんて。

「い、いいよ俺は!大丈夫だし!俺は慣れっこだけど朔馬は―」
「黙ってろ」
「う・・・」

間近で見る潤のモノに唾を飲んだ。

人のものはこんなにグロく見えるのか。
よくこんなものを口に入れているな、こいつ。
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