第1章

□第6話 〜変化〜
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クレイジー「――…そうか…、わざわざ無関係な世界にまで来てくれてありがとうな」

クウガ「いえいえ、俺はみんなが笑顔になってくれればそれでいいんですよ」


マリオ「でもスゴイよな、平和を確認するために世界を周ってたなんて」


クウガは、様々な世界に突如現れた謎の雲の原因をつきとめに、日本から遙々やって来たのだ。
全ての世界を周っていたので、半端ない時間をかけたそうだ。


ルイージ「それでクウガさん…」
クウガ「あ、俺のことは普通に『クウガ』でいいですよ^^」

ルイージ「そ、そう?じゃあ…クウガ。日本から来たってことは、"ゴジラ"も知ってる?」
クウガ「何でゴジラのことも知ってるんですか?!」


マリオ「前に、キノコ王国にゴジラが出たんだ」
(【「NOVEL」ゴジラ 〜キノコ王国に上陸〜】参照)



クウガ「………グロンギだけに止まらず、ゴジラまで…;;;;;」
ルイージ「そっそんなに落ち込まないでよ;何とか追っ払えたしさ…」
クウガ「…そうですか…?」


リンク「…何だかキノコ王国ばっかりですねそう言った感じの被害が多いのは」

アイク「言われてみれば確かに」
マルス「僕達の方はもう平和そのものですよ」



ワルイージ「何それ自慢?(ゴゴゴ…)


マルス「えッ…いや別にそう言う意味で言ったわけじゃ;;;」

ドンキー「平和ってんなら俺ンとこのジャングルだって負けねぇぜ!!」

サムス「まあこっちもそんなに大それた事は起こらないわ…」

スネーク「俺は軍人だから、いつどうなるか分からん…、だが今はそれと言った事は…無い」

メタ「プププランドを見てみろ。"戦争"という言葉すら知らない者もいる」



クウガ「・・・・・・羨ましいです。日本は平和になりすぎて、平和じゃなくなっています」

ガノン「??…どういう意味だ?」


クウガ「半世紀以上前、日本は戦争で多くの犠牲を出しました。本来なら…その犠牲者達の分も、日々笑顔で生きなければいけないのに、
・・・・・毎日毎日どこかで必ず、殺人事件の報道が流れるんです」

サムス「…!」

クウガ「日本のどこへ行っても見るのは、事故や事件に巻き込まれて亡くなった大切な人を想い涙を流す姿ばかり…。
…さらには、追い打ちをかけるかのようにゴジラが現れたり、グロンギという悪い奴らも現れたりして…。
苦しくて、見てられないんですよ…。
でも、それが世界のどこよりも先に進み過ぎた日本の現実なんです」


マリオ「……クウガ…」

クレイジー「・・・・・・・・・」


日本の悲惨な状況を聞き、神でさえ何も言ってやれなかった。


クウガ「Σ;;;だからこそ、俺が戦ってるんですよ!いつか、平和を超えた平和が来ることを信じて!!」
マリオ「!…そうだよな!!・・・・って、今こんな暗い話ばっかしてちゃこれから来る敵とかにも勝てねぇって!!!」


?「じゃあ勝ってみろよ」


全「!!!!!(てか出て来んの早ッ)」
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