第1章

□第1話 〜逆転〜
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〜マリオ宅〜


ルイージ「兄さん…、何だかんだ言って1週間以上もあの緑色の空続いてるよな?」


ワルイージ「この状態が1週間も継続してるんじゃ、さすがに怪しいよな…」

ワルイージは窓から顔を出しながらつぶやく。
今日は珍しく、マリオ・ルイージ・ワリオ・ワルイージ(以下:ヒゲーズ)の4人が集まってお茶を飲んでいた。

まあ要するにお茶会だ。

ルイージ「ワルイージ、空を眺めるのもいいけど、お茶冷めちゃうよ?」
ワルイージ「お、おぉワリィ」

席に戻り、ルイージが淹れたお茶(紅茶)を飲む。

ワルイージ「あ、このお茶ダージリンだろ」
ルイージ「お!良く分かったねw」
ワルイージ「俺、どっちかってーとアールグレイの方好きなんだけどなぁ…」
ルイージ「無茶言わないでくれよ;ウチはダージリン派なんだから」
マリオ「それはルイージだけだろ;俺はコーヒーくらいだよ飲むの」


ワリオ「………俺は緑茶だな」

M,L,Г「えッ」
ワリオ「???」

ワリオの予想外な言葉に全員ワリオに注目してしまった。

ワリオだったら、オリジナルで作った特製にんにく茶だなんて言うだろうな〜なんて思っていたから。


何気に3人は酷い…というか凄い発想をしていた…。


マリオ「でさぁ、どうする?これから、あの雲の原因つきとめに行くか?」

3人に尋ねると、みんな首をブンブンと横に振った。
マリオ「;;;ど、どうして…?」

ワリオが口を開く。
ワリオ「分かんねぇのか鈍感マリオ。あの空、やけに殺気立ってるのを感じねぇか?」
マリオ「……殺気…!?」





?「よく気付いたなワリオ。さすがはスマッシュブラザーズに選ばれただけのことはある」


ヒゲーズ「!!!??この声は…」

突如、やたらと長〜い銀髪の男が現れた。
左手には手袋…、

クレイジーハンドだ。


マリオ「クレイジー!…なぜあなたが?!」
ルイージ「ま、まあ取り敢えず座って下さいよクレイジー。お茶淹れますから」
?→クレイジーハンド(以下:クレイジー)「あぁ、ありがとう」

ルイージ「あ!ちなみにクレイジーはダージリン派!?それともアールグレイ派!!?」
クレイジー「え?!!いや、俺はそんなに茶にはこだわらないけど…;」
ルイージ「チッ……、ハイどうぞw」

C,M,W,Г「…ッ(今ルイージが舌打ちをッ???!!)」



マリオ「そっそれで…、クレイジー。一体何の…」
クレイジー「Σハッ!そうだったそうだった;お茶飲んでる場合でも無かったよ!!」


ルイージ「………俺の淹れた茶ァ飲んでる場合じゃねぇだぁ?……(小声)」


C,M,W,Г「………(あの、すんませんルイージさん…もろ聞こえてますッ!!)」


クレイジー「ぇ…え〜っとな、これからスマッシュブラザーズのメンバーを集合させようと思ってな」
マリオ「えぇっ!!?」
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