任天堂系短編小説
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ミノイージが来てから何週間か経った。
そして今日も、モリオの外科医にキャン達はいた。
さらに今日も、モリオの外科医に患者は来ない(笑)
「モリオ、ミノはどうした?」
キャンが、ミノイージがいないことに気付きモリオに尋ねた。
ちなみにミノイージはみんなからミノと呼ばれる。
「あ〜、ミノなら地下室だ」
「地下室??!」
こんなトコに地下室なんてあるのかと言わんばかりに、トパーズは言った。
「ああ、俺とワリオとマリオで作ったんだ。ミノの部屋をな^^
今は…、研究中だろ」
「研究??!」
「ありゃ、トパーズとか知らなかったんか?
ミノもドクターなんだぜ?」
「「「「えぇ!!??」」」」
これは全員初耳だ。
「あ、けど医者の方のドクターじゃねぇぞ?
科学者の方のドクターだ」
ってことはどっちもテレビ司会者兼ドクターってか、…やっぱスゲェなこの(ロボット)兄弟…。
「へ、へぇ…。
だったら、ミノは今何の研究してんだ?」
オパールが尋ねる。
「さぁ〜…、こっちに来る時一緒に何か持ってきてたんだよ。
たぶんそれじゃねぇかな〜」
「……何か…って?」
「それは俺だってわかんねぇよ。ミノに聞いてみな?」
「モリオよぉ…一応はミノの兄貴だろが。
あと、ロボットならそれくらい把握してくれよ」
それもそうだ、とタックルの言葉にキャンもオパールもトパーズも同意した。
「無茶言うなよ〜;;そのロボにだってできることとできないことが…」
「随分俺の話で盛り上がってんじゃん」
「Σあ、ミノ」
わぁ…ルイージのソックリさんが白衣着てるよ……w
なんてみんな思ってたりして(ぇ
「B、ちょっと来てくれ」
ミノイージがタックルに向かって手招きをした。
「え、俺?」
「あぁ」
ミノイージに連れられ、タックルは地下室につながる階段を下りて行った。
「あ〜俺も行きたかった〜><」
「あ、俺も〜><」
モリオとトパーズが、子供がおねだりするように言った。