任天堂系短編小説
□ゴジラ 〜キノコ王国に上陸〜・第3話
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ゴジラ…――
そいつは怨念の塊…。
奴はどんなオモイでこの国に足を運びいれたのだろうか……。
この、
キノコ王国に…―――
「な、んだあのデカブツ…???」
ルイージが呟いた。
あまりにも突然の出来事なものだから声がおかしくなっている。
「緑…あれがゴジラだ…」
モリオがルイージに言う。
ちゃんと言えば全員に。
マリオ達はゴジラを見たことが無いのだ。
「そんな…あんなにデカイのか…?」
これでは、いくらこの9人で力を合わせても太刀打ちできない。
あの巨体からして、1踏みで全滅だろう。
「よそ見してる場合か?」
―――!!!!!
ゴジラの方に気が回ってしまい、ZOKUMINの刺客をすっかり忘れていた。
ゴカッ!!!