第1章
□第10話 〜運命〜
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やっと終わった…
そう思った時だった。
ワルイージ「・・・・・・兄貴は???!」
他「!!!!!」
マリオ「あれ!?ワリオ??!!」
ルイージ「どこ行ったんだよ!!!!」
第8話で私が言ったことを思い出してほしい。
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誰も気付いていなかった。
メンバーに、異変が起こっていることに。
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そう、その時には既にワリオはいなくなっていたのだ。
マリオ「何ィ!!??何で俺達に言ってくれなかったんだよ!!!!」
オレぁ今モリオ的ポジションなの!!!だからベラベラとお前らと話できないの!!!!
全員「ベラベラと話してんじゃん!!!!!!!」
・・・・・・・・・・。(←聞こえないふり)
ワルイージ「えぇい!下段責めててもラチが明かねぇ!!
取り敢えず、そん時より前にいなくなってたってことは、
ダグバ・ガドル戦の時にはもうどっかに行っちまったってこった」
クレイジー「…!おい!それよりもう少し前を思い出せ!!」
サムス「もう少し前…?」
クレイジー「下段が言った言葉…
―――――――――
マスターを倒したからと言って終わると思う?
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マルス「あ…」
マスター「・・・・・・・!」
リンク「…そう言えばマスター、貴方はファルコンを連れてきましたね」
マスター「あぁ…。!…お、思い出した・・・・・あの声…」
スネーク「あの声?」
ファルコン「あの声とは?」
マスター「突然目の前が真っ白になった時、声が聞こえたんだ…
――テメェの創る世界なんて嘘っパチだ。壊せ…何もかも破壊しろ――
・・・・・それがずっと…頭の中で回り続けて…
気がおかしくなりそうだった…。
意識が飛ぶ前に、せめてメンバーの誰かを呼ぼうとしたら…
ファルコンを選んでいたわけだ」
ファルコン「意識が飛ぶ前??!…と言うことは…、
世界破壊を行っていた時のマスターは、マスターじゃなかった…のか???」
クレイジー「いや、アレはマスターさ…、
邪心のな」
アイク「邪心!?マスターにも邪心なんてのがあるのか??!!」
クレイジー「わずかしか無いマスターの邪心を…、こんな大掛かりに出せるのかよ…」
ワルイージ「…ぉ、おいちょっと待てクレイジー!アンタの話からして…、マスターを操って世界を破壊した本当の黒幕は・・・・・
兄貴だって言うんじゃねぇだろうな…?」