第2章
□第6話
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〜日本〜
一旦、クウガとアギトは彼らの支点地(いわゆる秘密基地)へ戻った。
クウガ:
「ふぅ――…」
アギト:
「……!」
中へ入ると、他のライダー達もいた。
龍騎:
「あ、先輩……。
!!リーダー!!!」
他:
「!!!!」
ブレイド:
「リーダー帰ってきていたんですか、お帰りなさい!」
555:
「今までどこ行ってたんすか!?」
クウガ:
「あ、まあ…色々な…」
キバ:
「?……。
リーダー、どうしました?」
クウガ:
「…え。
あ…い‥いや大丈夫、何でも無い…」
スッ…と歩きだすクウガ。
メンバー達は動揺を隠せなかった。
クウガの言う「何でも無い」は何でも無くないのだ。
クウガは自分の部屋に入った。
電王:
「…どうしたんだろ…、リーダー」
キバ:
「……うん…」
アギト:
「………ッ」
さっきの…青の男と戦った時の先輩も様子がおかしくなっていた…。
アギト:
「!……まさか…」
ディケイド:
「何か知ってるっぽいな…先輩」
アギト:
「…奴はあの時確かに俺が…。
まさかそんな…!」
カブト:
「"奴"?」
アギト:
「いや…これは、俺と先輩の問題だ。
ちょっと…先輩の相手してくる」
響鬼:
「相手って…、リーダーに一体何が…」