第1章
□第14話 〜決意〜
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ゴォッ!!!
白い、光のオーラが一気に膨らんだ。
ガノン「……ッこれは…」
クウガ「うッ……押しつぶされそうな勢いだな…、ダグバみたいな…いやそれ以上の…!!」
エクサ「…3人まとめて相手してやる…。来な」
![](http://id52.fm-p.jp/data/52/kendokaasan/pri/73.gif)
今のワリオは、ワリオじゃないにしても身体は同一人物…。
コイツを倒さない限り兄貴は戻らない…
…だが、エクサを倒したら…兄貴はどうなる…??
奴は今兄貴を"入れ物"と言った、つまりコイツが本当の"光"だという証拠…。
どうしたらいい…!?
ついさっきまであったはずの日常が、嘘のように掻き消された。
目の前の男の手によって。
ワルイージ「…………」
彼は思った。
兄貴ならこの時どう思うだろう…
俺だったらどうしてる…?
死にたくないのは皆同じ…、明日を目指して生きるから…。
それは俺もそう…、兄貴だって勿論そう…。
だが、自分のせいで誰かの明日が消えるとしたら…
自分1人のせいで無数の人類の明日がメチャクチャになってしまうのだとしたら……
――明日が無くなるよりなら…――
……明日のために…、兄貴のために…!!!
ワルイージ「…クウガ…、ガノン…、…エクサをぶっ倒すぞ……」